2026年05月03日 20:21更新
50回目の節目となった十日町きものまつりが3日(日)に開かれ、着物姿の人たちが街なかを華やかに彩りました。
十日町きものまつりは着物の総合産地である十日町の織物文化に触れてもらおうと、毎年5月初旬に開かれています。歩行者天国となった本町通り・駅通り・コモ通りは、ことしも着物を楽しむ人たちや親子連れでにぎわいました。
着物を着て訪れた人
「季節だから桜やバラの花柄の着物を選んだ。自分で着物を着るようになって20年くらい。着物を着ると気持ちが特別になって楽しい。イベントの時は着物を着たい」
「着付けの教室に通っていて、きものまつりで着物を着るのは恒例になっている。今日は暑くて大変で、夏仕様で裏地がない着物を選んで、涼しく季節を先取りしてみた」
◆宮本茂十郎碑 招魂祭
諏訪町の宮本公園では、江戸時代後期に絹織物の技術を十日町に伝えたとされる「宮本茂十郎」の招魂祭が行われました。織物関係者など約25人が集まり、公園にある顕彰碑の前で着物産業の発展を祈りました。
吉澤織物(株) 吉澤 武彦 代表取締役社長
「織りと染めの総合産地として十日町が発展していった。その礎を築いた大先輩、大恩人ということで毎年感謝の思いを込めて参拝している。いい着物作りに励みながら、皆さんに着物を楽しんでもらえるようにモノづくりをしながら次の未来を目指していきたい。職人の技を皆さんに見てもらうような大事なイベントもあるので、いろいろな場面で着物を着たり見て楽しむ、いろいろな作品を見てもらいながら買ってもらう。そういうイベントをしっかり充実させて、さらに楽しいものにしていきたい」
◆きもの里をきもので歩こう
駅前の十日町商工会議所会館では、毎年恒例の十日町市観光協会による着物の着付けが行われました。市内外から訪れた47人が、振り袖・訪問着・小紋・紬の4種類から着物を選んで、華やかな着物姿で街に繰り出しました。
市外から訪れた人
「振り袖は成人式以来に着るのでうれしい。散策を楽しみたい。十日町は着物が有名だと知っていたので、十日町の着物を着たいと思って参加した」
「10回以上、十日町きものまつりに参加している。毎回組み合わせも違う物にしてもらい、すてきな着物を着て華やかな気持ちになって楽しく街歩きができる。きれいに着付けてもらってありがたい」
「着心地がよくて温かいしワクワクしている。写真をいっぱい撮って帰ろうと思っている」
FC越後妻有 大矢千尋 選手
「着物を着るのは成人式ぶりで、ユニフォームの時は『負けないぞ』という試合に向けた強い気持ちがあるが、今日は華やかでワクワクした気持ちになっている」
◆本町5・6丁目エリア
本町5・6丁目エリアでは、きものまつりの50回目を記念してパワーアップしたステージイベントでにぎわいました。地元の人たちによるバンドのほか、市内外のよさこい団体と下町俄若衆連中がコラボしてよさこいを披露しました。
また、二十歳を迎えた十日町高校出身の4人組ガールズバンド「Ami(яu)²」(アミルル)が振り袖でライブを披露し、会場を盛り上げました。
Ami(яu)²を見に訪れた人
「とてもかわいくて、二十歳にふさわしい、いいライブを見させてもらった」
「娘が出てて最高だった。高校1年の時に初めてここでバンド演奏を披露して、二十歳の時にまたここで見られたのがとてもよかった」
◆十三詣り
本町1丁目の本城院護国寺では「十三詣り」が行われました。数え年で13歳になる子供たちが着物やはかまに身を包み、健やかな健康や学業向上を願いました。
参加者
「いい記念になった。楽しく過ごせるようにお参りした。ちゃんとした大人になれるように頑張っていきたい。すぐにあきらめないことを目標にしている」
「ふだん着る機会がなくて今回初めて着た。伝統の着物だからこれからもたくさん着たい」
◆二十歳のつどい
越後妻有文化ホール 段十ろうでは「二十歳のつどい」が開かれました。今年は平成17年度に生まれた461人のうち約8割の366人が出席し、友人たちとの再会と門出を喜び合いました。
二十歳の抱負 沢野優さん
「これまで家族や地域のみなさん、多くの人に支えてもらい、ここまで成長できた。どんなときもそばで見守り背中を押してくれたり支えてくれた家族や先生方の存在や、温かく寄り添ってくれた地域のみなさんの支えがあったからこそ、今の自分があると感じている」
「二十歳を過ぎた実感はない。お酒を飲めるようになったので楽しみたい。自立した大人になりたい」
「そんなに自分が大人になった実感はしないが、責任感をもって物事に取り組んでいきたい。今まで十日町で育ててくれた、いろいろな場面で支えてくれた両親に感謝を伝えたい」
◆yocco×LACHIC The Kimono Reimagined Show
本町3丁目のセンタークロスでは、十日町市出身のデザイナーyoccoさんによる着物のリメイクショーが去年に続いて開かれました。着られなくなった着物生地を使った衣装に加えて、十日町市の着物文化を感じさせる黒羽織や明石縮を着用したモデル31人がランウェイを歩きました。
今年は小千谷市で「小千谷縮」を活用した衣装を手がけるお店「LACHIC」による衣装も4着加わったほか、十日町市出身の日本舞踊家で現在、ヨーロッパで活動している柳千穂子さんによる踊りがショーを盛り上げました。
デザイナー Yoccoさん
「十日町をにぎやかにしながら着物の歴史も発表したかったので、今回できてうれしい。こうやって着物を使って楽しいことをしようというグループが増えてくれるとうれしい」
「第50回十日町きものまつり」の様子は、6月16日(火)からJCVの特別番組として放送します。
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