2026年11月05日 14:00更新
十日町市上新田で発見され、ことし9月に国の重要文化財に正式に指定された縄文時代の集落遺跡、野首遺跡に関心を持ってもらおうと、地元の十日町市立下条小学校の6年生が4日(水)に古代の文化を体験する勾玉づくりに挑戦しました。
「勾玉づくり」を企画したのは下条地区振興会の野首遺跡情報発信プロジェクトです。野首遺跡は十日町市上新田で信濃川と飛渡川の合流点にあたる河岸段丘で見つかった、縄文時代中期から後期にかけての集落遺跡です。
ことし9月に野首遺跡で見つかった火焔型土器や石器、身に着けるアクセサリーや祭祀に使う土偶など、出土品1302点が正式に国の重要文化財に指定されました。
地元に残る貴重な遺跡を知り、縄文文化に触れてもらおうと、プロジェクトでは8年前から勾玉づくりのワークショップを下条小学校で開いています。
今回は6年生20人が参加し、はじめに高蝋石と呼ばれる柔らかく加工のしやすい石にペンや鉛筆を使って勾玉のデザインを描きました。
その石をプロジェクトのメンバーから糸鋸で大まかな形を出してもらい、児童たちは紙ヤスリで形を整え、水ヤスリで表面が滑らかになるよう丁寧に磨き上げました。
6年生
「ひょうたんをイメージして作った。勾玉のへこませた部分を削るのが難しかったけど、うまくつるつるにしたり、溝を作る事ができてよかった。勾玉を身につけることで身分が変わることがわかった」
地域支援員 南雲秀彦さん
「野首遺跡ではものづくりとして、火焔型土器や王冠型土器のほかにもいろいろなものが出てきているが、縄文時代の人たちの知恵と心が詰まって出来ているもの。新たに今回、野首遺跡が重要文化財になるにあたって、ほかの視点で注目されたことがある。今後重要になる場所なので、新たなものを加えて情報発信をしていきたい」
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