2022年10月16日 04:00更新
飛渡第一小学校では毎年、地元の中魚沼漁業協同組合からサケの受精卵をもらって稚魚に育て飛渡川に放流しています。
11日は全校児童11人が組合を訪ね、この秋川で捕獲されたサケを見学しました。
今年のサケの遡上は、例年より遅めで先月29日にようやく1匹目が捕獲され、今月10日までに27匹となりました。
児童は組合員からの説明で、捕まえたサケが3日から1週間しか生きられないこと、去年は330匹のサケが戻ってきて、そのうちメスは77匹だったことを教わりました。
中魚沼漁業協同組合長 村山徹さん
「人とサケの関りは深く縄文時代、そこにいた人が自然の中で生きてきた証」
児童は宮中取水ダムでサケが遡上する魚道も見学しました。
児童
「魚のために道を作ったのは想像もしなかった、驚いた。(サケの放流)活動を通して、これからも人だけでなく生き物の存在を大切に思って暮らしていきたい」
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