2023年07月18日 18:08更新

インターネットやSNSをきっかけに犯罪に巻き込まれる被害を未然に防ごうと18日（火）、十日町高校と十日町総合高校の生徒が駅でチラシを配り、通学中の同世代の人たちに注意を呼びかけました。

呼びかけは夏休みを前に、インターネットやSNSをきっかけに巻き込まれる犯罪被害を未然に防ごうと、十日町高校と十日町総合高校の生徒合わせて11人が参加しました。

この日は、警察官や防犯協議会のメンバーも一緒に十日町駅の東口と西口に分かれ、行き交う人たちにチラシを配って注意を呼びかけました。

十日町総合高校 生徒
「SNSの使い方を皆さんに気をつけてほしいと思って配っている。SNS犯罪などを身近に感じることもあって、授業でもたくさん習うが、実際自分でも危ないなと思うこともあるので、気を付けていきたい」

十日町高校 生徒
「SNSをよく使っているので、気を付けてはいるが、気付かないうちに被害にあっていることもあるので常に意識したい。危険なサイトや危ないものを目にした時に、手を出さない心がけが必要」

十日町総合高校 生徒
「自分もしっかりルールを守り、個人情報などを載せないようにして、載せていいものか確認してSNSを使いたい」

十日町警察署によりますと、インターネットを通じた被害の多くは、出会い系サイトやSNSを通じた性犯罪被害で、去年、県内で発生した被害件数は20件でした。今年は6月末時点で10件発生しています。

十日町警察署  細貝孝雄 係長
「特に中高生でSNSのトラブルが多い。出会い系や凶悪な犯罪につながる恐れもあるので、大変危ない状況。犯罪対応には、基本的に無視するのが一番だが、自分から巻き込まれている可能性がかなりある。新しいSNSもどんどん増えているので、それぞれに対応し、ひとつずつ丁寧に相談にのっていくことが大切だと思っている。夏休みは自由な時間が増えるし、遊びに行く時間も増える。巻き込まれたら110番や十日町警察署に早期に相談してほしい。学生が多いので、保護者にもお願いしているが、情報を得たらいち早く学校に相談してほしい」