2024年04月23日 18:57更新

十日町市在住の70代男性が4月6日（土）から7日（日）にかけて特殊詐欺被害にあい、数回にわたる電子マネーカードの購入で合計184万円相当をだまし取られたことが23日（火）に分かりました。

警察によりますと、男性は6日に自宅のパソコンを操作していたところ、警告音と共に画面にウィルスに感染にしたと表示され、男性は警告画面に表示された番号に電話をかけました。するとウィルス除去業者と名乗る男からウィルスの除去作業や、再び感染しないように防止対策としてセキュリティサポートへの入会を勧められ、サポートの契約料や手数料などの名目で次々と料金を請求されました。男性は言われるがまま複数回にわたり、市内のコンビニエンスストアで電子マネーカードを購入して相手に電話でコード番号など伝え、合計184万円相当をだまし取られたということです。

男性は詐欺被害防止を呼び掛けるチラシの内容と同じ手口だと気づき、本人が十日町警察署に相談したところ特殊詐欺と判明しました。十日町署管内での特殊詐欺被害はことし2件目で、被害額は283万円にのぼっています。