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これが勝利の原動力!FC越後妻有の選手全員そろって田植え

2024年06月12日 16:37更新

勝利の原動力は棚田の土で鍛える足腰だっけんね!

女子サッカーに取り組みながら棚田の担い手として活動しているFC越後妻有の選手12人が11日(火)、全員そろって魚沼産コシヒカリ「大地の米」の田植えに汗を流しました。

FC越後妻有は北信越女子サッカーリーグを戦う中、普段はそれぞれの選手ごとに農業や大地の芸術祭の運営業務を担っているため、サッカーの練習や試合以外で選手全員が集まる機会が少なくなっています。そうした中で、今回の田植えは12人の選手全員と監督が参加し、サッカー練習場の奴奈川キャンパスの近くにある室野集落の田んぼで約2時間半かけてコシヒカリの苗を手で植えました。今年新加入の2人の選手にとっては初めての体験です。

中島 桃愛選手
「分からないことがいっぱいで植え方を知らないので大変。でもみんなが教えてくれて、みんなのやり方を見ながらするので楽しい」

清﨑 鈴乃選手
「全くの初めてでやってみてすごく楽しい。やっていくうちに慣れてきたが、足を取られたときはまだ自分で抜けられない」

FC越後妻有では地元の人たちの協力を受けながら、担い手がおらず、耕作放棄地となっていた水田の再生に取り組んでいて、星峠や農舞台の周辺などすべて合わせると作付面積は約10haに及びます。

秋に収穫されるお米はNPO法人越後妻有里山協働機構の商品「大地の米」として里山現代美術館MonETなどで販売されるほか、農舞台にあるレストラン里山食堂で提供されます。

髙橋 咲希選手
「農業を教えてくれた人たちが試合会場に来てくれたり、普段活動しているときもグラウンドに顔を見せてくれて声をかけてくれることが毎日の原動力になっている。私たちが活動していることでいろいろな入り口から、この地域を魅力的に思ってくれる人たちと出会えたらいいと思っている」

山下 由衣選手
「農作業もトレーニングの一部だと思ってやっているので続けられる。毎年気候などが違うので、毎年新しい発見があって楽しい。FC越後妻有は耕作放棄地の担い手として活動していて、今も耕作放棄地が増えていっている中で私たちが活動を続けないといけないと思っている」

なお、北信越女子サッカーリーグは今月末から後期日程に入り、FC越後妻有は23日日曜日にホームの当間多目的グラウンドクロアチアピッチで北陸大学フィオリーレと対戦します。

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