2024年07月12日 11:54更新
この夏から対策が強化された「熱中症特別警戒アラート」の発令に合わせ、十日町市は市内の31か所の公共施設を暑さから逃れるための「クーリングシェルター」に指定しました。
クーリングシェルター専用マーク
国は気候変動適応法の改正にあわせて今年度から、翌日の暑さ指数が35に達すると予測された場合、人の健康にかかる重大な被害が生じるとして「熱中症特別警戒アラート」を発令します。このアラートが発せられると国は、危険な暑さから避難できる場所として市町村が指定した「クーリングシェルター」の解放を求めます。
指定されている中条公民館
十日町市では児童センターめごらんどをはじめ情報館や博物館のほか、市内6つの公民館、市役所や支所など合わせて31の施設を「クーリングシェルター」に指定しました。いずれの場所でも避難施設とわかる専用のマークが掲げられています。
このうち越後妻有文化ホール段十ろうでは、100人ほどが収容可能で階段状になった交流スペースの部分を涼み処として開放するということです。
十日町市 環境衛生課 星名 係長
「近年十日町市においても熱中症患者の増加が危惧されるなか、特別警戒アラートが発表された場合に、当市として対応するためのクーリングシェルターをあらたに指定した。アラート発令時は不要不急の外出を控え、可能な範囲で冷房設備が稼働している所、クーリングシェルターなどへ避難して。クーリングシェルターは遠慮なく使用してほしい」
なお、クーリングシェルターの開放日や時間は施設によって異なります。また熱中症特別アラートが発令した場合は市のあんしんメールや防災行政無線を通じて呼び掛けられます。施設や開放日の詳細は市のホームページをご覧ください。
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