2024年09月24日 17:04更新

東京都渋谷区で16日（月）に開かれた小学生ボッチャ競技会に、十日町市内で活動する「ラッキーピース」が招待チームとして出場し、優勝しました。

この大会はNHKが小学生に共生社会について学んでもらおうと開いている大会で、出場したのは東京都内の予選を勝ち進んだ6チームに加え、東京都以外から招待された2チームをあわせた8チームです。

十日町市からは川治小学校に通う小学4年生の廣井梛さんと元井遥さん、根津かのんさん、保坂音さんのチーム「ラッキーピース」が招待され、大会の参加条件にあわせて6年生の根津蓮さんと丸山彪冴さんの2人が加わって出場しました。

この日、ラッキーピースは予選リーグの初戦で1敗したものの、その後は順調に勝ち進み決勝トーナメントに進出。準決勝では「ニコニコあだっちーーず」に5対0で勝利。決勝で昨年も都内予選を勝ち進んだ「BBT Casa Jr」と戦いますが、こちらも3対0で下し、見事優勝に輝きました。優勝した「ラッキーピース」は、来年4月に東京都で開かれる「BOCCIA JAPAN CUP2025」の出場権を獲得しました。

ラッキーピースキャプテン 廣井梛さん
「楽しくプレーできて優勝できたのがうれしかった」

副キャプテン 元井遥さん
「最初の試合は緊張してうまく出来なくて負けてしまった。みんなで楽しくプレーできたのがよかった」

根津蓮さん
「（初めて出場したが）いいプレーができてよかった」

※掲載写真は18日（水）に川西総合体育館で行われた練習の様子です。

 

あわせて、新潟県全域でボッチャの普及を目指そうと10月1日に「新潟県ボッチャ協会」が新たに立ち上がります。設立にあたっては、十日町市内でボッチャの普及に力を入れているNPO法人ネージュスポーツクラブの事務局長 関口芳平さんが中心となり、協会の会長には地元県議の小山大志さんが就く予定です。また10月14日（月）にはアオーレ長岡で「第1回県ボッチャ大会」が予定されています。

NPO法人ネージュスポーツクラブの事務局長 関口芳平さん
「スポーツの中でもみんながやれるのはパラスポーツ、ユニバーサルスポーツでその中でも一番はボッチャなので、ボッチャを新潟県内に広めることで、子どもから大人、高齢者から障害のある人、県内の外国籍の人も一緒にやって楽しんで、まずそこが共生社会をつくる大ベースだと思う。協会が設立されて、大会の開催や普及の意味では体験会を開いていく。さらに、ボッチャ人口を増やすことによって競技力も高まっていくと思う。新潟県からパラリンピック選手が出る可能性も大いにあるので楽しみにしている」