2024年09月19日 16:41更新

自分の中で想像してごらん？

十日町市立吉田小学校の3・4年生の親子活動にNHK Eテレの「みいつけた！」のキャラクターデザインを手掛けるイラストレーター、大塚いちおさんが17日（火）に招かれ、10月に開かれる創立150周年記念式典で飾るウエルカムボードを一緒に作りました。

大塚いちおさんは上越市出身で、NHK Eテレの「みいつけた！」のキャラクターをデザインするなど、イラストレーターやアートディレクターとして活躍しています。この日、吉田小学校の3・4年生は「学校を舞台にアート会」と題した親子活動で来月開かれる創立150周年記念式典のウエルカムボードを作る予定だったところ、大塚さんと関わりのある保護者が呼び掛けたことで講師として訪問が実現しました。

大塚さんははじめに自身がデザインしたウサギの形をした画用紙を持ち、「吉田小に今までに見たことがないウサギが発見されました。色や模様を想像して今浮かんだイメージをここに塗ってもらいます」と活動のねらいを説明しました。3・4年生9人は保護者と一緒に色鉛筆やカラーマーカーを使って色付けして世界に一匹だけのウサギを自由に表現しました。

児童
「月にいるウサギをイメージして地球や土星をイメージして宇宙を描いた。上手にできた」
「ウサギに時計の数字を描いた。教室にあった時計を見たとき、時計のウサギは新種っぽいと思ったから。自分で想像してつくるのが楽しかった」

児童は完成したウサギを校内の好きな場所に連れていき、親子で作品と記念撮影をしました。

イラストレーター 大塚いちおさん
「僕らが想像していた仕上がりとは全く違う不思議なウサギが生まれて楽しかった。絵はこういうふうじゃなければいけない、という決まりはあまりないので、これでもいいんだと思ってくれたらいい」

ウサギが並んだウェルカムボ―ドが飾られる創立150周年記念式典は10月19日に行われます。