2024年10月04日 18:03更新
国際ロータリーの新潟県全体を統括する南雲博文ガバナーが28日(土)、津南町から長岡市までの魚沼地域7支部の会員を公式訪問し、当間高原リゾートベルナティオで今後のロータリークラブの運営方針について講話しました。
ロータリークラブは世界各国にある3万5千以上のクラブ支部で構成され、約120万人の会員が所属する奉仕活動団体です。市内では、十日町RCと十日町北RCの2つの支部が活動しています。
南雲ガバナーはまず、今年1月にアメリカで行われた研修会で国際ロータリー ステファニー・アーチック会長から、国際ロータリーの活動テーマを「ポリオ根絶」「世界平和」「継続と変化のバランスでクラブの活性化」とし、「これまで50年間同じ事をしていたなら見直す時期」と提言を受けたと話しました。
その上で、津南町から長岡市までの魚沼地域7支部で組織される第6分区に所属する各クラブの会員数減少を前置きに、地区の方針を「分区内の連携の強化とグループ化」「奉仕プロジェクトの推進」などと打ち出し、クラブの活性化を促しました。
さらに今後の具体的な指針として、「新潟県内で会員を100人純増させること」「女性会員の入会促進」などを挙げ、「リーダーシップを発揮してもらう環境作りに力を入れて、国際ロータリーの目標を達成してもらいたい」と話しました。
国際ロータリー第2560地区 南雲弘文 ガバナー
「ロータリアンには『高潔さ』が一番必要だし、あってほしいと感じている。ロータリーの中核的価値観にも高潔性がある。私も来年6月の任期まで一生懸命やって、少しでも高潔さが出てきていい期間だったと思えたらいい。皆さんと一緒にロータリーの目標達成に向けて頑張っていきたい」
また公式訪問のあとには、IM(インターシティミーティング)が行われ、時代小説作家の伊東潤さんによる講演が行われました。
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