2024年10月08日 13:41更新
10人でたすきをつなぎながら24時間を走り続ける耐久リレー「ロ・マン24㏌まつだい」が5・6日(土・日)に開かれ、県内外から参加した23チームが周回数を競いあいました。
鯖石走ろう会 メンバー
「走っている時になんで参加したんだろうと思うが、後日思い出を語るのが楽しみで参加している」
柏崎TC メンバー
「自分への試練。キツいけど頑張って乗り越えようと、そんな気持ちで走る」
「ロ・マン24」はフランスの自転車24時間耐久レース「ル・マン」をモデルに、松代クロスカントリースキーコースをオフシーズンでも有効に活用しようと始まりました。1周2.13㎞のコースを1チーム10人でたすきをつなぎながら24時間走り続け、周回数を競います。
ロ・マン24 実行委員会 品田靖 会長
「よくこんな大会に参加しているなと思う。本当に大変だと思う。ガチで鍛えている人は涼しい顔して帰るが、ほかの人は足を引きずりながら車で帰る。個別に『来年もよろしく』と言われるので、疲れているけど楽しかったのだなとありがたい言葉をもらっている」
34回目の今回は県内外から集まった23チームが参加し、午後0時からレースがスタートしました。
金ちぎ メンバー
「アップダウンがキツくてやっと走った。まだまだ長いので頑張りたい」
魚沼ランナーズ メンバー
「思ったより最後の上り坂がキツい。しばらく休まないと厳しそう」
スタートから12時間後の午前0時ごろ。選手たちは交代で仮眠や食事を取りながら、たすきをつなぎ続けます。
中頸バレー部+αメンバー
「意識が半分飛んでいる。楽しい。体力が限界を突破している」
チームypa!じお メンバー
「相当足が痛いが、みんなでごはんを食べてとてもいい気分。年に1回みんなで集まって同窓会みたい。つらいだけじゃない。これがあるから走れる」
激走会
中間時点でのトップは第1回大会から参加を続ける柏崎市のチーム「激走会」です。2位と10周以上の差をつけて80周を越えました。
中間1位 激走会のメンバー
「少し足が重くなってきたが、まだいける。170周を目標にしている。9連覇目指して頑張りたい」
柏崎TC
また午前0時30分ごろ、出場19回目のチーム「柏崎TC」のこれまでの走行距離の累計が5000㎞に達し、実行委員会から表彰されました。
5000㎞を達成 柏崎TC 木村英俊さん
「3000㎞はあっという間だったが、5000㎞は時間がかかって長く感じた。みんなでここに向かって頑張ってきたので、チーム一丸となって達成できてよかった」
そして夜が明けた午前11時。終了まで1時間を切り、選手たちは疲れ果てた体にムチを打ちながらもラストスパートをかけます。
恐竜コスプレをした中頸バレー部+αのメンバー
「熱かった。恐竜を着て走ってみたかった。楽しかった。夢が叶った」
24時間に渡ったレースが終了し、1位に輝いたのは165周の351㎞を走り抜いた「激走会」。今回で9連覇となりました。
9連覇 激走会リーダー 谷口勝哉 さん
「最後まで気分良く走れたので最高の気持ち。10連覇は誰も成し遂げていないので、プレッシャーに負けずに日頃から練習をして必ず10連覇できるように頑張りたい」
続く2位は地元松代をはじめ、市内と魚沼地域のメンバーで結成し、初出場した「魚沼ランナーズ」で132周281㎞を走りました。
初参加で2位 魚沼ランナーズ 布施昌彦さん
「まさかの2位だった。実は100周できたらいいくらいの感覚でいた。また来年も頑張って、なんとか激走会に追いつきたい。これをきっかけに1000㎞目指して、同じチームで来年も参加したい」
黄金のからっ風 メンバー
「非日常で、ふだんの生活から離れて24時間外で過ごせることが楽しい。ごはんもおいしいし、寝袋で寝られるのも楽しいし、一生続いてほしい。人生の楽しみ」
初参加した around 20 メンバー
「ロ・マンはやったことのない道の体験を追い続けるものだった。僕たちもこれからロマンを追い続けないといけないと思った」
なお大会の上位チームと今回で累計の走行距離が3000㎞と5000㎞を越えたチームは以下の通りです。
◆上位5チーム
1位 激走会 165周 351.4㎞
2位 魚沼ランナーズ 132周 281.16㎞
3位 激走会PartII 129周 274.77㎞
4位 片貝飛脚会 126周 268.38㎞
5位 東芝柏崎 119周 253.47㎞
◆累計走行距離3000㎞達成
・中頸バレー部+α
・NDN
・黄金のからっ風
◆累計走行距離5000㎞達成
・チームypa!じお
・柏崎TC
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