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オリンピアン服部勇馬さんが母校の中里中で夢を持つ大切さを伝える

2024年10月08日 15:55更新

十日町市出身の男子マラソン選手 服部勇馬さんが十日町市立中里中学校を7日(月)に訪れ、母校の後輩たちに夢を持つことの大切さを語りました。

服部勇馬さんは十日町市中里地域出身で東京オリンピックの男子マラソンに出場したトヨタ自動車所属の陸上選手です。

母校の中里中学校で開かれた講演会で服部さんは全校生徒67人を前に、中学校生活から現在までの競技生活を振り返り、その時々で自分が大切にしてきたことを紹介しました。

服部さんは東洋大学時代の箱根駅伝優勝や東京オリンピック出場など、キャリアの中での印象的なエピソードを交えながら「夢を持つこと」「日常に感謝すること」「過去ではなく未来に目を向けること」「環境を変える前に自分を変えること」「新たな自分を作ること」の5つを後輩たちに伝えました。

服部勇馬さん
「『1回は箱根駅伝に出てみたい!』と中学生の時に目標を立てた。夢や目標を持たないと、何のために学校に来ているのか分からなくなる。ただ勉強や部活をするために学校に来ていると、なかなか人は成長しない。夢や目標があることで日頃の勉強や部活が生かされていく。もしかしたらみんなが成長して、周りからいろいろなことを言われるかもしれない。僕はそんなことは気にせず突っ走ってほしい。自分自身の目標や夢に向かって、人に何を言われようが気にせず、自分自身の道を突き進んでほしい」

 

講演のあと、服部さんは普段行っているストレッチの仕方を指導したほか、足を使ってじゃんけんをする体あそびを生徒たちと楽しみました。

1年生
「初めて会って格好よかった。いろいろなことに目標を持って、授業や行事を頑張っていきたい」

2年生
「とても感動した。先輩にオリンピック選手がいて誇りに思う。自分に負けずに学校生活を送りたい」

また放課後は服部さんが陸上部の練習に混ざり、特別コーチとして後輩たちにアドバイスを送っていました。

服部勇馬さん
「オリンピックに出場したがいい思いだけではなくて、つらい経験もたくさんしていることを伝えたかった。その思いが伝わっていたらいい。この体育館でボールを蹴ったりしていたのが思い出。僕も里中の悪ガキの1人だったので、みんなには自由に自分たちの気持ちに従って学校生活を送ってほしい。帰ってきたらみんな応援してくれているし、その気持ちに応えないといけない。もう一度オリンピックの舞台に立つのが夢なので、目標に向かって1年1年やっていきたい」

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