2024年10月28日 12:11更新
特色がある学校にして生徒数を増やそうと県立松代高校でeスポーツの導入が検討されています。文化祭で導入に向けた説明会が26日(土)に開かれ、生徒たちがデモンストレーションしました。
松代高校では、特色のある学校づくりを支援していこうと、学校の後援会が、eスポーツを導入できないか検討しています。その背景には生徒数の減少があります。少子化の影響で、松代高校の生徒数は10年前の約半数にまで減り現在119人です。後援会ではeスポーツに取り組むことで話題になり、松代高校に興味をもつ生徒が増えるのではないかと考えています。
県立松代高等学校後援会 髙橋嵩一 会長
「特色のある学校にできないか、後援会などで考えていた。県立高校でeスポーツを導入すれば有名になると思う。機材やランニングコストなどは後援会でできる限り協力していきたい。オリンピック種目にもなりそうなので、これから広がっていくと思う。教育的にどうなのかという考えもあるが、これからはコンピューターの時代なので、慣れ親しんでITの道に進むのもいい」
この日は高校の文化祭に合わせて、生徒たちと保護者に向けて説明会が開かれ、後援会が用意したパソコンを使って生徒が実際に格闘ゲームをデモンストレーションしました。
2年生
「自分は導入に大賛成。新鮮な感覚で学校に来る楽しみのひとつになると思う。やるからにはスポーツ・部活動として、頑張って活動できるような場所になるといい」
保護者
「興味がある子どもたちにとってはいいと思う。生徒数も減っているし、eスポーツで子どもたちが来てくれれば生徒も増えるのでいいと思う。導入するなら上を目指してほしい」
現在、県内の高校でeスポーツに取り組んでいるのは私立の3校のみです。松代高校では設備の整備費用や運用コスト、教育面での効果を見極めながら、eスポーツを導入するか検討していく方針です。
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