2024年10月28日 13:37更新
津南町から上越市牧区までの51.4㎞を結ぶ一般国道405号線の改良整備促進協議会が23日(水)に松之山公民館で開かれ、県議会議員や県道を管理する県の代表に7か所の道路を改良するよう求める要望書を手渡しました。
要望を行ったのは十日町市、津南町、上越市の市長や議員などでつくる一般国道405号線の改良整備促進協議会です。この日は県議会議員や県の土木部、十日町と上越の地域振興局の代表に国道405号線の7か所について、道路の幅を広げることや、冬季の雪崩防止対策など安全な道路にするための改良を求めました。
このうち十日町市内では浦田地内の雪崩防止対策を含む道路の改良。松之山天水越から浦田間の道路の幅やカーブの改良。天水越から津南町小島間のトンネルや道路の改良が含まれます。国道405号線のうち、十日町地域振興局では松之山から津南町の県境までの約43㎞を管理していて、このうち23㎞が今回の要望に含まれる区間です。
この区間で2車線以上ある道路は7.5㎞ほどしかなく、それ以外の場所は国道でありながらセンターラインのない1車線です。場所によっては車両のすれ違いも困難となっています。道路を管理する県では現在、協議会が求める区間とは別の地点、津南町から長野県栄村に続く秋山郷周辺の整備を集中的に進めていて十日町振興局管内の道路改良率は33%に留まっています。
要望書を受取った 小山大志 県議会議員
「当初から約30年が経っていることを踏まえると、初期の立ち上げたメンバーの思いは減ってきているようだが、観光資源でも目立ってきている管内なので県からも建設投資してもらって、観光に来てもらった人にも安全で安心できる走路であり、生活道路でも住んでいる人が安心できる道路になるよう、他の県議会議員とも連携していきたい」
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