2025年03月21日 17:17更新
任期満了に伴い4月27日に投開票が行われる十日町市長選挙に、現職の関口芳史市長が5期目を目指して、21日(金)に立候補を表明しました。
市長選までのリミットが刻一刻と迫る中でも、「熟慮したい」とこれまで進退の明言を避けていた関口芳史市長は、市議会3月定例会の最終日の場で立候補を表明しました。
関口市長
「これまで熟慮する時間を頂いてきた。3月議会で皆さんとの議論などを通じて、私の揺るぎない信念『選ばれて 住み継がれるまち とおかまち』を実現するためには、取り組みべき課題が未だ山積する中、今ここで歩みを止めてはならないと強く感じたところ。何よりも市民のために十日町をもっと良くしていきたいと、そうした熱意が日に日に強くなり、その私の思いに共感してくれる皆さんからの要請も踏まえて、この度4月の十日町市長選への出馬を決意した。具体的な政策については今後、市民の皆さんへ伝えていくが、まずは議員の皆さんへの報告とさせてもらう。これからも市民の皆さんと共に、市民のための市政に全力を尽くしていく」
関口芳史さんは十日町市高田町出身の66歳。東京大学法学部を卒業後、野村証券などでの勤務を経て、平成14年に十日町市の助役に。平成21年に市長に初当選し、以後4期にわたって市長を務めてきました。5期目の挑戦について決断までの経緯を記者団に問われ、関口さんは次のように話しました。
関口市長「タスキをどなたかに渡したいと思って走っていた。(市政に)心中することは心中すると思うが、もう1周回りたいと思ったということはそういう気持ちではないか。多くの人と話をしたことが大きかった。いろんな会でいろいろな人と会った時に話を聞かせてもらった中で、解決しないといけないことも多いなと改めた。大きな課題があるから突破してほしいという話を伺う中で決意しました」
市長選を巡っては、川治にある千歳不動産の代表、樋口明弘さんが去年4月に立候補を表明しています。2人の選挙戦になった場合、過去2013年と2017年に続いて3度目の一騎打ちになる見込みです。
十日町市長選挙は十日町市議会議員一般選挙と同時に行われ、4月20日(日)に告示、27日(日)に投開票となっています。
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