2025年05月02日 18:02更新
野菜の栽培やコメ作りに役立ててもらおうと、JA魚沼十日町地区では市内の全小中学校と支援学校に肥料を毎年無償配布しています。十日町市立水沢小学校で寄贈式が2日(金)に開かれ、野菜栽培用の肥料が児童に贈られました。
肥料の無償配布は旧JA十日町だった25年ほど前から毎年続けられています。肥料は各学校がその年に授業や活動で行う野菜栽培や花壇の花の量、コメの作付面積にあわせて、JA側が量や種類を選定します。今年は市内の小中学校と支援学校など23校に腐葉土や石灰など6種類の肥料、151袋が贈られました。
このうち水沢小学校では寄贈式が開かれ、JA魚沼十日町基幹営農センターの村山浩平センター長が、児童の代表として2年生の6人に向けて台車に積まれた5袋を贈りました。水沢小によりますと、肥料は野菜栽培やコメ作りなど学年の活動ごとに分けて使っていく予定です。このうち2年生は一人一鉢ずつミニトマトを育てるほか、何を栽培するかクラスで話し合いをした上でゴールデンウィーク明けから畑で野菜作りに臨みます。
2年生
「肥料ありがとうございます」
「ミニトマトやきゅうりを作りたい。大事に使っておいしい野菜を育てたい」
JA魚沼十日町基幹営農センター 村山浩平センター長
「昨年の実績の報告から児童や生徒間で交流や絆を深めてもらったようで良かった。今年も授業に役立ててもらいたい」
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