2025年05月02日 18:08更新
地域を見守る青色防犯パトロールの活動を子どもたちに知ってもらおうと、十日町市防犯協議会が2日(金)に出張講座を十日町市立飛渡第一小学校で開きました。
青色防犯パトロールは、防犯活動団体が青色回転灯をつけた自動車で地域をまわって登下校する児童の見守りや、防犯意識を高めるために特殊詐欺の被害防止などを呼びかけるものです。十日町市内では現在23の地域団体が加盟してパトロールや呼びかけを日夜行っています。
十日町市防犯協議会ではそうした活動を子どもたちに知ってもらおうと、令和4年から市内の小学校に出向いて出張講座を開いています。飛渡第一小学校で開かれた出張講座には全校児童9人が参加し、実際に青パトが走る様子を見学したほか、防犯標語の「イカのおすし」を使って犯罪に巻き込まれそうになった時の対処を学びました。
イカのおすし
『知らない人についていかない』『他人の車にのらない』『おおごえを出す』『すぐ逃げる』『何かあったらすぐしらせる』
3年生
「青パトは地域などで不審者を追いはらっていることが分かった。不審者に会ったらすぐ逃げたり、他の近くにある110番の家に行き、110番に通報したりしたい」
5年生
「青パトを知らなかったが、青パトの皆さんが守ってくれていることを知った。地域の皆さんのおかげで私たちが快適に暮らせていると思った。不審者にあったら逃げないといけないと改めて思った」
十日町市防犯協議会 鈴木龍次 会長
「私たちの活動をまず知ってもらうことが大事。活動することによって青パトの地域における役割、さらに青パトの増車につながることによって、地域の安全がさらに増していくように考えて活動している。私たちが各学校に行くことで子どもたちとの距離感が近くなる。市内を青パトで通っていると子どもたちが嬉しそうに手を振ってくれるので、話をしている効果はあったと感じている。これからも続けていきたい」
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