2025年09月30日 18:18更新
十日町市は9月30日付けで職員2人の懲戒処分を行ったことを発表しました。
市によりますと、処分の対象となった一人は教育委員会事務局教育文化部文化財課の菅沼亘参事(57歳)です。市内公共施設の女性用トイレに盗撮目的で小型カメラを設置し、トイレを使用する女性を撮影したとして、市は法令違反と全体の奉仕者としてふさわしくない非行を理由に懲戒免職処分としました。また管理監督職員には口頭厳重注意としました。
もう一人は市役所本庁に勤務する40代の主査です。この職員は運転免許の有効期限が令和7年1月で切れて失効しているのにも関わらず、7月に気が付くまでの約6か月間にわたり、無免許の状態で公用車を21回運転したほか、通勤や私生活で車の運転を行っていたということです。こちらも法令違反と全体の奉仕者としてふさわしくない非行を理由に、市はこの職員を3か月減給10分の1として処分したほか、管理監督職員5人に口頭厳重注意としました。
処分に対し、関口市長は「日頃より、職員には服務規律の確保や交通法規順守について厳格に指導して参りました。しかし再三の指導にもかかわらず、このような事件の発生により市民の皆様の信頼を裏切る結果となりましたことは誠に遺憾であり、深くお詫び申し上げます。事件の再発防止に万全を期すとともに、全職員が一丸となって市民の皆様の信頼回復に向けて全力を尽くしてまいります」とコメントしています。
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