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十日町総合高校 キャリア教育発表会 県総合学科プレゼン大会で最優秀賞の取り組み

2025年12月23日 12:21更新

県立十日町総合高校のキャリア教育発表会が19日(金)開かれ、地元企業の協力を受けて今年度、各学年の生徒たちが取り組んだ探究活動の成果が紹介されました。

十日町総合高校では生徒に社会で活躍する力を身につけてもらい、ふるさとへの愛着や誇りを持ってもらおうと、地元の企業や団体と連携した「キャリア教育」に力を入れています。

1年生は企業見学や体験学習、2年生は生徒の進路希望にあわせてインターンシップに行き、3年生はそれらのまとめとして地域課題について深掘りする探究活動に取り組みます。発表会は今年度の学習のまとめとして各学年の代表グループが全校生徒や地域の人に向けて研究成果を報告しました。

このうち、保育士や栄養士を目指す3年生の諏訪部光咲さん、豊澤彩加さん、水落優心さんの3人の班は、「未来の元気は遊びから!」をテーマにした活動を発表しました。

3人は小学生以下の子どもたちの運動時間が減り、身体や精神の発達に影響が出ている社会課題について研究しました。その解決策として3人はNPO法人ネージュスポーツクラブの運動教室に通い、地元の子どもたちに室内でも楽しみながら体を動かせる遊びを普及させようと取り組みました。

「私たちの理想は、子どもたちが電子機器だけで無く、体を動かして遊び身体的にも精神的にも健康な状態にすること。体を動かして遊ぶことの楽しさを知ってもらえれば、家でも体を動かして遊ぶ時間が増え、スクリーンタイムが減らせるのではないかと考えた」

この班の発表は、キャリア教育に取り組む県内の総合学科高校10校から1組ずつ代表チームが集まる「総合学科プレゼンテーション大会」で最優秀賞を受賞しました。

3年生 A9班 諏訪部光咲さん
「プレゼンテーション大会当日は、ふだんの練習通りに発表できて、途中ハプニングはあったけど最優秀賞をもらえてよかった。ハプニングではなく、内容として見てもらっていて、将来に取り組みを生かしたり、わんぱくキッズ教室の宣伝を行い、地域の人たちに広めるなど、活動だけで終わるのでは無い部分がよかったと言われた。2年次のインターンシップで保育園に行った際、子どもたちとふれ合って保育に興味を持ち、今回の取り組みでより保育教諭になりたいと思った」

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