2026年05月20日 15:35更新
来年第10回展の節目を迎える「大地の芸術祭」の総合ディレクター、北川フラムさんのトークイベントが17日(日)に開かれ、これまでの芸術祭の歩みや第10回展の構想などを訪れたファンに語りました。
このトークイベントは大地の芸術祭の関係者とファンの交流を楽しんでもらおうと、「芸術祭ざつだん会」と題して、NPO法人市民活動ネットワークひとサポが月に1回開いています。今回は来年開かれる第10回展に向けた特別イベントとして、大地の芸術祭の総合ディレクター北川フラムさんがゲストに招かれ、市内外から約50人が参加しました。
北川さんは地域、自然と芸術を融合させてきたこれまでの芸術祭を振り返りました。
越後妻有大地の芸術祭 総合ディレクター 北川フラムさん
「美術は、この作品が好き・嫌いとか、1%や50%の興味の人がいる。そういう事があり得るのは美術しかない。誰もが感想・文句・好き嫌いを言える。その美術の持っている可能性が1番大きい。ある人が芸術祭に来た時に『本当にびっくりして感動した』と言っていた。または、よく知らない地域のおじさんが『あの作品なら俺でも作れる』『面白くない』など、自分も議論に入ってきた。美術というのは誰でも引っかかれるベースがあることが重要だと今になって思う」
大地の芸術祭は2000年から3年ごとに開かれ、これまでの9回で70の国と地域から1000人以上のアーティストが十日町市と津南町の里山に作品を出展してきました。イベントでは来年開かれる第10回展の構想も北川さんから語られました。
越後妻有大地の芸術祭 総合ディレクター 北川フラムさん
「21世紀の美術の結構いいのが越後妻有で見られるということは発表できる。2泊3日で回れるとしたら世界で一番ちゃんとしたものが見られると言いたい。今は大変だがウクライナのニキータ・カダンが日本に来れたら、ニキータ・カダンが監修するウクライナ展を清津倉庫でやる予定。これはものすごく話題になると思う。大地の芸術祭はロシアとウクライナのアーティストもいる。こんなのは世界中にはない場所」
六箇地区から
「来年に向けてワクワクした。地域の人がちゃんと関わっていかないといけないと強く感じた。自分の地域も9世帯しか住んでいない小さな集落なので、芸術祭に関わって盛り上げていきたい。10回展では無理だが、11回展では自分の集落にも作品を置いてもらいたい」
なお「芸術祭ざつだん会」は、毎月第1水曜日に市民交流センター分じろうで開かれています。詳しくはひとサポの公式SNSでご確認ください。
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