2026年05月29日 16:33更新
80代の女性を特殊詐欺から未然に防いだとして、JA魚沼十日町支店の支店長と窓口担当の2人に十日町警察署から28日(木)に感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのはJA魚沼十日町支店の若山勉支店長と窓口担当係の布施葵さんです。十日町署によりますと4月17日、JA魚沼十日町支店に80代女性が訪れ、番号札を取らずに店内を歩き回っていたことから布施さんが女性に声を掛けました。
すると女性は「主人の入院費用で700万円が必要だから、定期預金の700万円を全部おろしたい」と申し出たため、布施さんは金額の多さを不審に思い、支店長である若山さんに報告しました。
2人は女性を別室に案内して詳しく事情を聞いたところ、「本当は東京都の警察から電話が来て、お金をおろして家に置いたほうがいいと言われた」と説明をしたため、2人は特殊詐欺を疑って警察に通報しました。この女性宅には以前から東京都の警察官を騙る人物から電話があったという事です。
JA魚沼十日町支店 窓口担当係 布施葵さん
「詐欺に関して職員は常日頃から気をつけているが、こういった事があると『身近に起こる事なのだな』と伝わったと思う。これからも『怪しいな』と気づいたときは引き続き、声かけをしていきたい」
JA魚沼十日町支店 若山勉 支店長
「組合員の大切な財産を守ることができ、さらに犯罪グループにお金が流れなかったことは大変よかった。いろんな犯罪が流行っているので、引き続き未然に防ぐことを意識して職員が一丸となって防止に努めたい」
十日町警察署管内での特殊詐欺の被害はことしの1月から4月末までの間に7件あり、被害額は4100万円以上にのぼっています。今回のような警察官をかたる「ニセ警察詐欺」事案が全国的に相次いでいて、警察では注意を呼び掛けています。
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