2024年06月04日 09:57更新
支える心をみんなで紡ごう!
7月から始まる大地の芸術祭の9回展に向けて、イベントサポーターの「こへび隊」に感謝と応援の気持ちを伝えようと、十日町小学校を卒業した中学1年生と保護者がプレゼントとして贈る十日町産の絹糸を使ったミサンガを作っています。
ミサンガを作っているのは、十日町小学校をこの春に卒業した中学1年生10人と保護者です。子どもたちは一昨年の8回展の時に小学校の総合学習で大地の芸術祭について学び、オリジナルイメージソング「大地の奇跡」を作って閉会式で披露しました。この経験を生かして、次の9回展ではイベントを支えるボランティアサポーターのこへび隊に感謝と応援の気持ちを伝えようと、一部の有志でプレゼントするミサンガ作りを5月から始めました。
ミサンガの作り方を教えてくれるのは、保護者の一人でハンドメイド作家の若林里美さんです。材料には市内の撚糸業、髙三商店で作られたカラフルな絹糸が使われ、参加者は三本の糸をら線状に編み込み、ひとつひとつ丁寧にミサンガを手作りしていきました。一本のミサンガを完成させるのにうまい人でも30分ほどかかります。
中学1年生
「家でもたくさん練習したので、これからもどんどん作っていきたいと思う。大地の芸術祭の力になれたらと思っている」
中学1年生
「今まで大地の芸術祭をずっと支えてきてくれたり、ことしからこへび隊に入ってやってくれている人たちのためにミサンガで支えられたらと思っている。今年は劇のサポーターに登録しようかと思っている。頑張ります」
2日(日)に十日町市中央公民館段十ろうで行われた活動では、ミサンガは10本ほどしかできませんでしたが、参加者は今後も製作を進め、芸術祭9回展に参加するこへび隊のメンバー約300人にミサンガを贈る予定です。
若林里美さん
「子どもたちが5年生の時は作品を見て回ったりしていたので、今回は支える側の視点で見てもらいたいし、私も支える側の視点で芸術祭を見てまわろうと思っている。地元で行われていることに関連して、自分たちも何かをお手伝いとか支えているとかで、やりがいを感じてもらえたり手伝ってくれる大人もいるので、その人たちへの感謝の気持ちなどもいろいろ感じてもらえたらうれしい」
ミサンガ作りは今回参加した子どもたち以外にも作り手を募集しています。対象年齢は小学4年生以上で地域を問わず、誰でも参加できます。参加したい人は若林さんまでお問い合わせください。
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