2023年02月25日 11:45更新

JCVの生活情報番組「すまいるone」で放送中の「プロの味をお持ち帰り♪」後編。寒い時期はおうちでゆっくり美味しいものが食べたい！そんな時にぴったりなお店のこだわりテイクアウトメニューを紹介しています。

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【越後十日町 小嶋屋】

十日町市本町にある「越後十日町 小嶋屋」は、十日町市を代表する食の一つ「へぎそば」の専門店です。

店内には小上がりやテーブル席があり、ゆったりと食事が楽しめます。

天ざる　店内1490円、テイクアウト1540円（税込）

こちらでは名物のへぎそばがテイクアウトでも楽しめます。

へぎそばの“へぎ”とは、この器のことを言います。

へぎそばは、そばのつなぎに海藻の布海苔（ふのり）を使います。布海苔を使うことで食感が変化し、特徴的なつるっとしたのど越しと歯応えのある食感を楽しむことができます。

昔から織物が盛んだった十日町市では、布海苔を着物の材料として使っていました。小嶋屋の初代創業者の小林重太郎は、その布海苔に着目し、布海苔をつなぎに使った独自のそばを生み出したそうです。

また、へぎそばは、一口分ずつ小分けにした独特の盛り付けが特徴ですが、これは「手振り」と呼ばれ、着物の織物をイメージしているそうです。

同店のそばは、北海道産と長野県産のそば粉をブレンドし、青森県産の厳選した布海苔をつなぎに使用しています。

つゆは、高知県産の宗田節と鹿児島県産の本ガツオ節、さらに北海道産の昆布を使用し、へぎそばにピッタリのすっきりとした味わいに仕上げています。

天ぷらはおおぶりのエビ2本と旬の野菜が盛合せになっています。そばつゆに付けて食べてもよし。要望すれば天つゆも用意してくれます。

へぎそばのほかには、そば屋ならではのカツ丼もオススメです。こちらもテイクアウトが可能です。

そば屋のかつ丼　店内950円、テイクアウト980円（税込）

こちらのカツには、妻有地域のブランド豚「妻有ポーク」を使用しています。

柔らかな肉質で、とろけるような脂とまろやかな甘みが特徴の妻有ポークを、薄めの衣で揚げています。それを、そばつゆのかえしをベースに甘めに作ったタレで軽く煮て、卵でとじたやさしい味のカツ丼です。

噛めば噛むほど妻有ポークの旨みが堪能でき、ボリュームも満点。男女や世代を問わず、注文が多い人気のメニューです。

こちらの店は、へぎそばや丼もの、一品料理など、ほとんどのメニューがテイクアウト可能です。エリアは限定されますが、配達も行っています。

また、へぎそばはオンラインでも購入できます。織物の文化から生まれた十日町の味を、テイクアウトでも楽しんでください。

スタッフ　金澤春奈さん
「越後十日町 小嶋屋では、出前、テイクアウトも受け付けています。お店にお越しいただいて、できたてのへぎそば、天ぷらなども召し上がっていただきたいと思います。おいしい地酒も取り揃えておりますので、皆様のお越しをお待ちしております」

店舗情報

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越後十日町 小嶋屋
■住所：十日町市本町4-16-1
■営業時間：10:30～20:00 （19:30LO）
■定休日：水曜日
■ホームページ：https://hegisoba.co.jp/
■問い合わせ：TEL025-757-3155