2022年04月28日 16:33更新
無印良品を運営する良品計画は、去年に引き続き十日町市松代地区の棚田で生産されたコシヒカリで醸造した日本酒を29日(金)に、数量限定で全国発売します。十日町市では道の駅クロステン、宮幸酒店、酒のいまいなどで購入できます。
これが「新潟県十日町市松乃井酒造場 日本酒 純米無濾過原酒」です。
日本有数の棚田が広がる十日町市松代地区で生産された食用米であるコシヒカリを使い、120年以上の歴史がある十日町市の「松乃井酒造場」が醸造しました。十日町の自然が育んだ米や水でつくった無垢な酒の味わいをそのまま楽しんでもらおうと、濾過せず原酒のまま瓶詰めしています。
味は米の風味と華やかな香りがある、やや辛口です。酒粕の漬物や山菜の炒め物など、越後妻有ならではの食文化や食材と合わせると、より酒のおいしさが引き立つということです。
良品計画では、地域資源活用プロジェクトとして、2016年から千葉県鴨川市で生産された食用米を使って日本酒の製造販売を続けています。その第2弾として、去年から十日町産コシヒカリを使った日本酒の販売を始めました。
十日町市松代地区は「星峠の棚田」をはじめ、日本有数の棚田が広がる地域として知られています。この地区の棚田は「大地の芸術祭」が取り組むプロジェクトの一つ「まつだい棚田バンク」によって維持されていますが、急斜面にある狭い耕作地が多く、農機が入れず人の手間がかかることとや、高齢化により生産者が減っていることなど、水田の維持が課題となっています。
良品計画は2020年に十日町市と連携協定を締結。松代地区の水田維持の課題を知り、大地の芸術祭を運営するNPO法人 越後妻有里山協働機構と連携し、酒造好適米ではなく、松代地区で育った食用米にこだわった日本酒づくりを始めました。
この商品は無印良品直江津を含む全国の無印良品9店舗と、十日町市内外の施設や小売店で、およそ2300本の数量限定で販売されます。
良品計画 信越事業部コミュニティマネージャーの古谷信人さん
「昨年ご好評いただいた十日町産の米を使った日本酒が、今年も大地の芸術祭が始まる同日に発売します。上越市内では無印良品直江津店にてご購入いただけます。大地の芸術祭にもぜひお立ち寄りください」
新潟県十日町市松乃井酒造場 日本酒 純米無濾過原酒
■容量:720ミリリットル
■原材料:十日町産コシヒカリ100%使用/令和3年(2021年度)産
■精米歩合:65%
■製造者:株式会社松乃井酒造場(十日町市上野甲50-1)
■価格:1800円(税込)
■発売日:4月29日(金・祝)
■販売場所:
〈無印良品〉
無印良品 銀座、無印良品 東京有明、無印良品 新百合丘オーパ、無印良品 直江津、無印良品 グランフロント大阪、無印良品 難波、無印良品 京都山科、MUJIキャナルシティ博多、無印良品 シエスタハコダテ
〈十日町市内〉
道の駅クロステン、宮幸酒店、酒のいまい、食料品と総菜の店だいも、松之山温泉おみやげの店 十一屋商店、地酒処 まつばや酒店、十日町市総合観光案内所TOCCO、越後妻有里山現代美術館MonET、まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」
〈十日町市外〉
越後湯沢の酒店 タカハシヤ、美酒考房 西巻酒店、吉川酒店
■ホームページ:https://ryohin-keikaku.jp/
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