2026年08月10日 18:36更新
十日町市中条上町の長泉寺で伝統行事の「九万九千日祭り」が開かれ、屋台や盆踊りを楽しもうと約150人が訪れました。
8月9日は仏教用語で「九万九千日」と呼ばれ、この日に観世音菩薩にお参りをすると9万9000日分お参りしたのと同じご利益が得られる貴重な功徳日とされています。中条の上町地区では、高僧の行基が作って鎌倉時代にこの地に祀られたとされる、長泉寺の境内に安置される聖観音を大事にしていこうと、約60年前に当時の町内会が九万九千日祭りを復活させ、以来毎年この日に縁日を開いています。
長泉寺 富井清孝 住職
「仏教にとってものすごい功徳がある貴重な日。皆さんが境内に集まってくれていてありがたいし、1度途絶えていた物を復活させる、そうするには熱意が必要なのでその思いをくんでぜひ続けていってほしい」
今年は地元の青年会「笹山会」が焼き鳥やラーメン、射的など5つの屋台を出し、地元の子どもからお年寄りまで約150人が訪れました。
縁日のメインは会場に建てられたやぐらの周りを囲んで、中条地域伝統の「大の坂」を保存会の生唄に合わせて踊る盆踊りです。
訪れた人
「夫も屋台を手伝っていて大きいお祭りと違って、娘も楽しそうにしていて良かった。なかなか着る機会のなかった浴衣も娘に着せられてよかった」
「古い人間だから来るのも恥ずかしいとも思ったけど踊れて良かったし、町内の子どもたちの楽しそうな様子が見られてよかった」
桑原由彦 町内会長
「この町内だけではなく近隣からも来てもらえてよかった。地域の人たちが集まって盛り上がれる機会があることは大事だと思うし、少子高齢化などいろいろあるけど、可能な限りお祭りを続けて、若い人が地元に帰ってきてくれるような活気のある町内にしていきたい」
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