2022年06月01日 17:28更新
スキー・クロスカントリーの日本代表として冬季オリンピックに2回出場した十日町市出身の宮沢大志(ひろゆき)さんが、6月1日、母校の水沢中学校で講演しました。宮沢さんは、オリンピックの経験を踏まえ、「好きなことを見つけて必死に取り組んでほしい」と夢を追いかける大切さを語りました。
宮沢大志さんは、現在30歳。十日町市立水沢小学校、水沢中学校の卒業生です。スキー・クロスカントリーの日本代表として、オリンピックには8年前のソチ大会、今年の北京大会と2回出場し、引退しました。
講演会には、水沢中学校の全校生徒のほか、校区内の小学校2校の児童など約190人が参加しました。
宮沢さんは22年間、競技を続けたことや、ソチオリンピックの4年後、平昌大会で代表入りを逃し、その悔しさをバネに北京大会を目指したことを話しました。そして将来の夢にどう取り組むか、次のように話しました。
宮沢大志さん
「いろんな人がいるが、平凡な人はいない。平凡かどうかを決めるのは自分自身。自分がやりたいと思って行動しなければ、自分の人生が平凡で終わってしまう」
また児童や生徒からの質問では、海外選手とのコミュニケーションについて、「基本は英語、中学生で習う英語ができていれば大体話せます」と答えていました。
クロスカントリー部部長 金澤崇眞さん
「大志選手の滑りをテレビで見ていて、きれいなフォームで滑るのがすごいと思った。自分も大志選手のようになりたい。全中に行く目標を立てて、諦めないで練習したい。英語のテストも良い点を取れるようにしたい」
生徒
「『諦めることはない』と言っていた。自分も何があっても諦めないで頑張りたい」「スキー部なので諦めないで頑張りたい」
宮沢大志さん
「好きなもの・好きなことを突き詰めてほしい。誰にも負けたくない気持ちを持ってほしい」
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