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鮮やかにほっこり!松之山下布川の「棚田アート」が見ごろ!

2022年07月29日 10:28更新

十日町市松之山下布川の棚田で、今年も棚田アートが見頃を迎え、訪れる人の目を楽しませています。

2022年の棚田アート 撮影:7月27日

松之山下布川地区の棚田の一面に鮮やかに浮かび上がったパンダとおにぎり、そしてRICEの文字。

棚田アートは、東京の代々木や表参道などで、ごはん専門店「おひつ膳 田んぼ」を営む岡野真吾さんが、地元の農家と協力して手掛けています。今年のデザインは、恒例のおにぎりと白黒の共通点があるパンダを一緒に描きました。

東京出身の岡野さんは田んぼの写真集を見て十日町の棚田に惹かれ、創業当時から松之山で米作りをはじめました。棚田アートは8年前から地元の人たちと協力してはじめ、「おにぎり」を中心に、地元のPRにつながるような作品を手掛けています。

棚田アートには6品種の稲を使用。季節ごとに表情を変えながら、10月の収穫直前まで楽しめます。見ごろは穂が出る前のお盆くらいまでだということです。

岡野真吾 社長
「反響はすごく、どんどん広がっています。現地にノートが置いてあるんですが、そこへの書き込みがうれしいですね。棚田アートは山の奥の奥に入ったところにありますが、こんな場所でも地元の人たちが丹精込めて米作りをしていることを知ってもらいたいです。多くの人が訪れて、地元の人たちとのふれあいにつながればと思っています。ふれあいを通じて、地元の人には元気に、幸せになってもらいたい」

棚田アートに向かうには、253号線から分岐する353号線で松之山方面へ向かいます。オレンジの「のぼり旗」が目印で、これを頼りに山道を進みます。途中、昇り旗のほか、ご飯のマークが描かれた看板に従って進んでください。

おひつ膳 田んぼ
平成8にごはん専門店として創業し、現在は東京代々木のほか、表参道、西新宿、三軒茶屋に店があります。新潟県十日町市の棚田米はもちろん、厳選した各地の米で、炊きたてのご飯をメインとした定食やおにぎり提供しています。

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