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いざ都大路へ!十日町高校陸上部が地元で追い込み練習

2022年12月18日 11:30更新

県高校駅伝を男女で制し、全国大会通称「都大路」への出場をつかんだ県立十日町高校陸上部。大会2週間前の時点で追い込みに入る選手たちの練習の様子を取材しました。 十日町高校陸上部の1日は朝の練習からはじまります。学校のある日は毎朝7時30分から1周およそ1キロある学校の周りを男子は6周、女子は5周ほど走っています。夕方の部活動の練習をあわせると平均で1日20キロほど走り込んでいます。

十日町高校は今年の県高校駅伝で見事男女ともに優勝を果たしました。男子は2時間9分59秒のタイムで27年ぶり13回目。女子は1時間12分37秒のタイムで2年連続4回目の都大路出場の切符をつかみました。 

男子チーム 藤ノ木剛キャプテン
「県大会優勝は先生の言っていた『想いの強いものが勝つ』という気持ちをみんなが最後まで切らさずに、ほかの学校より強い気持ちで走れたからだと思う」

女子チーム 村山愛美沙キャプテン
「県大会後は一度目標を達成してモチベーションが全体的に落ちてしまい、まとまった雰囲気がなくなってはいたが、12月上旬の東松山での合宿を経て、また1人ひとりの意識も高くなってきて、練習も積極的に走れていると思う」

大会2週間前となる11日、陸上部は笹山陸上競技場で、地元ではほぼ最後となる本格的な追い込み練習に臨みました。スピード力を伸ばすために、全力疾走と休息を繰り返すレピティショントレーニングです。800メートルを男子は5本、女子は4本走りますが、毎回2秒ずつ設定タイムをあげていきます。

選手は夏休みの妙高合宿で長い距離を走り込んで走力や持久力を養ってきたほか、秋の駅伝シーズンにはペース走やインターバル、レピティションを繰り返しながら大会に向けてコンディションを整えてきました。さらに土日には晴れ間を求めて群馬県など関東の競技場まで何度も足を運び練習を重ねてきました。北信越大会の直後には京都入りし、すでに全国の舞台、都大路も試走しています。

藤ノ木 キャプテン
「都大路は今までテレビで見ているところ。『ここを自分たちが走るんだ』という気持ちになった。コースはアップダウンが思ったよりあった。そこの切り替えが大事と思った」

村山 キャプテン
「集団で走ることと、レースに対応できるスピードに一番力を入れてきた。確実に去年より今年の方が、練習の設定タイムをクリアする人数やタイム通りに走れている人が多くなっていると感じる。自分は去年の都大路の1区で区間33位という悔しい結果で終わってしまったので、ことしは20番台、できれば10番台でタスキを繋げたらと思う」

今年特にチームが磨いてきたのはチーム力です。仲間同士で声を掛け合い、練習の設定タイムをチーム全員でクリアできるよう刺激しあいながら一体感を作り上げてきました。都大路本番では男子は全国30位、女子は16位を目標にしています。

藤ノ木 キャプテン
「この練習を見ていても、全員が2時間7分台、30位台という目標に一丸となってやっていると感じた。やはり男子は全員が初めての出場なので、初めての気持ちをもってチャレンジしていきたいし、27年ぶりの出場ということなので、今まで走れなかった先輩の分の思いを込めて走りたい」

村山 キャプテン
「ここまで沢山の方々に支えてもらい、良い練習ができている。応援していくれる方々がいることを忘れず、感謝の気持ちをもって楽しんで走ってこれたらと思う」

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