2025年07月03日 10:10更新

中里地域のショッピングセンター「ユーモール」に10年ぶりに新たなテナントの出店です。東京都内のピザ専門店で修業を積み、ふるさとにUターンした江口弘展さんが本格ナポリピザの店「Pizzeria Remo」を2日（水）にオープンしました。

「ユーモール」で新しいテナントとして10年ぶりに出店したのは本格ナポリピザの店「Pizzeria Remo」です。ピザはイタリアから輸入した焼き窯の中で約400℃まで上げられた溶岩石の蓄熱によって焼かれています。

ラインナップは王道のマルゲリータに加えて、妻有ポークを使った自家製のイタリアンソーセージ「サルシッチャ」と季節の野菜を乗せたピザのほか、十日町産のはちみつをかけて食べる4種のチーズピザなど、常時8種類を用意しています。国産100％の小麦粉を使った生地は、外側の耳の部分に空気を含ませて広げ、外はサックリ、中はもっちりとした食感です。

開店初日に訪れた地元客
「おいしい！生地も好きな薄さでちょうどいいし、味も優しいし、おいしい。こんなところで焼きたてが食べられるのが1番いい。またそのうち、夜にワインと一緒に食べに来ようと思っている」

オーナー 江口弘展さん
「自信はあります。高温の薪釜で一気に2分かからないくらいで焼き上げるので、外側はカリッと中はモチッとしながら非常に軽い食感で、今までのピザの概念と違うものを表現できていると思う。1枚1枚手作りで生地も用意しているので手作り感を味わってもらいたい」

「Pizzeria Remo」をオープンした江口弘展さんは干溝出身の39歳。調理の専門学校を卒業したあと、6年間都内のコーヒーショップでバリスタとして働いていました。そのとき専門店で食べたナポリピザに衝撃をうけてピザの道を志し、世界ナポリピザ選手権でチャンピオンになった岩澤正和さんがオーナーを務める「GITALIA DA FILIPPO」で6年間修業を積みました。今年に入ってふるさとの中里地域を盛り上げようと家族を連れて帰郷し、ユーモールでの開店に至りました。

オーナー 江口弘展さん
「夏野菜や春は山菜もあるので、十日町でしか表現できないようなピザを今後考えていきたい。自分のように1回十日町から出たとしても、戻ってきたいと感じてくれるような楽しみを1つでも増やせればいい。僕の武器は飲食しかない。東京方面からの353号線と117号線が交わる場所でもあるので、食を通して十日町の魅力を発信していけるような、十日町の南の玄関口の役割を果たしたい」

Pizzeria Remo
■営業時間：ランチ11:30～14:00、ディナー17:00～21:00
■場所：十日町市上山乙3149-1 ユーモール内
■TEL 025-761-7631
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