2023年04月26日 16:26更新

子どもたちに人気のゴーカートが楽しめる「桂公園こどもランド」の今期の営業が今月29日から始まります。オープンを前に遊具や乗り物の整備など準備が着々と進められています。

十日町市中条丙にある桂公園こどもランドは旧桂交通公園として50年前に誕生しました。2014年に組織の高齢化や施設の老朽化を理由に、当時運営していた財団法人が解散しましたが、子育て世代の要望があり、翌年からＮＰＯ法人「桂公園こどもランド」が運営を担って公園の再生や整備をしています。

NPO法人桂公園こどもランド・福原久八郎 事務局長
「十日町は遊具がそろった公園がない。ここを無くさないでほしいと要望が多かったから再生整備をやってやってみることにした」

公園の維持管理費は行政からの補助金や企業からの寄付で賄っています。さらに遊具の塗装や花壇の手入れ、土日・祝日に開かれるゴーカートの整備は、定年退職した住民や地元の高校生などがボランティアで行っています。

福原久八郎 事務局長
「知り合いなど私の知識のない分野を中心に10人集めたて手伝ってもらい、最初の基礎を築いててくれた」

25日（火）は今月29日（土）のオープンを前に、ゴーカートの試運転などが行われていました。

公園ではエンジンの付いたゴーカートや電気で走るバッテリーカーなど30台以上を貸し出しています。

ほかにも赤、青、黄色の３色で統一されたブランコやジャングルジムなどの遊具もあります。公園を管理する福原さんは公園で非日常を楽しんでほしいと話しています。

ゴーカートなどの営業は土日と祝日の午前10時から午後４時までです。

入場料は無料ですがゴーカートなどの貸し出しは種類によって、100円から300円となっています。詳しくは桂公園こどもランドで検索してください。