2023年05月12日 18:12更新

全国のきもの愛好家を十日町市に招待し、商品や製造文化に触れてもらう展示商談会が12日（金）から道の駅クロステン十日町の大ホールで始まりました。

この催しは、織物や染物の総合産地である十日町市に全国からきもの愛好家を招き、商品や製造文化に触れてもらう展示商談会です。12日から4日間に渡って開かれ、市内6つの着物商社が日頃取引をしている顧客およそ300人を全国から招きました。

会場には新作を中心に市内13のメーカーのブースが並び、訪れた人たちは反物の絵柄を吟味したり、実際に試着したりして十日町織物の良さを実感していました。

火焔型土器の帯　島善織物

栃木県宇都宮市から
「すごい楽しませてもらっている。この帯は火炎型土器の柄。だから気に入った。かっこいいでしょ？」

栃木県小山市から
「今回は4回目の来訪。いろいろ見ているが、どれも素敵」

群馬県から
「招待会は、そばも食べれるので楽しみにしていた。招待会は目の保養になる。普段見られないものがあるので良い。気に入ったもの2点をこれから着付けする」

（株）いつ和 高橋勉さん
「毎年新作が出るので、一人でも多くの人に十日町の製品を知ってもらえたら。地場産業なので、ここで知名度を上げてまた店舗に移った時も、十日町の製品と無意識の宣伝に繋がれば」

実行委員会の小林義明さん
「今回が11回目で恒例行事。盛り上がってくれれば。普段は呉服屋や直営店舗でも限られた数しか出ないものが製造メーカーや工房の全容が見られる部分が魅力。ぜひ全国に十日町の着物の良さが広がれば」