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首都圏などから200人が参加!まつだい棚田バンク

2023年05月30日 09:26更新

みんなで棚田の景色を守りたい!

担い手が不足する十日町市松代の棚田で、首都圏などからの棚田バンクの会員による田植えイベントがこのほど開かれました。この田植えイベントは、松代地域の棚田の保全やコメ作りに取り組んでいるNPO法人 越後妻有里山協働機構が開きました。この日は東京や神奈川、新潟市などからおよそ100人が参加し、コシヒカリとこがねもちの苗を手植えしました。

参加者は、松代で農業に取り組む女子サッカーチームFC越後妻有のメンバーや、地元農家から苗の植え方を教わりながら一緒に汗を流しました。

参加者
「2回目の参加。インスタグラムで見つけた。子どもたちに自然体験をさせたかった」

参加者 子ども
「靴が抜けなくなった。べちょべちょ」

参加者 子どもの親
「自然の少ないところに住んでいるので、コメ作りを勉強してもらいたい」

越後妻有里山協働機構は大地の芸術祭の取り組みのひとつとして2003年に「まつだい棚田バンク」を設立しました。この活動は、棚田の担い手が不足する地域で、地域外の住民にかかわってもらいながら棚田を守っていく取り組みです。全国から会員を募り、棚田の田植えや草刈り、稲刈りを体験してもらうほか、秋には収穫したコシヒカリが贈られます。NPO法人越後妻有里山協働機構 石塚康太さん
「平地の田んぼと違って、山の景色や風が吹く中での農作業が気持ちいいなど感じてほしい。若い人や次世代の担い手に来てもらい、みんなでこの景色を守りたい」

田植えは2日間行われ、およそ200人が参加しました。このあと8月頃にあぜの草刈り、9月には稲刈りのイベントを開く予定で、11月上旬に精米したコシヒカリが会員に発送されます。

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