2023年07月05日 17:00更新
相次ぐ特殊詐欺被害の防止に役立ててもらおうと、防犯機能がついた電話20台を新潟県建設業協会十日町支部が5日(水)に十日町警察署に寄贈しました。
これが寄贈された防犯機能がついた電話です。電話をかけてきた相手に通話が録音されることを伝えたり、相手の名前を訪ねる音声が自動で流れます。
新潟県建設業協会十日町支部は社会貢献として子どもや高齢者を防犯から守ろうと、平成30年から地域で見守り活動を続けている一方、増えている特殊詐欺を防止しようと去年から防犯機能付き電話を寄贈しています。
この日は、髙橋伸幸支部長が十日町警察署の山岸信行署長へ防犯機能付き電話20台を贈りました。
髙橋伸幸支 部長
「犯罪のもくろみに入っている人が、一人でも減れば住み良い地域につながるので相乗効果が出ると良い」
山岸信行 署長
「去年も多くに人から応募してもらった。この寄贈で多くの人に特殊詐欺があることを認識してもらい、おかしいなと思ったら一人で決めないで家族や警察に相談してほしい」
十日町警察署によりますと管内では特殊詐欺被害は今年5月末現在5件で、被害額は約56万円です。なお、この電話は今年の秋から冬頃にかけて十日町市と津南町の65歳以上の人が暮らす家庭に希望を募り、抽選で当選者に贈られることになっています。
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