2023年07月14日 17:18更新

一つでも多くのチャレンジ･冒険を！

株式会社リクルートの代表取締役社長、北村吉弘さんが母校の県立十日町高校で講演し、生徒に自分で考えて答えを出す、決断力の大切さを伝えました。

講演会は、生徒に進路について考えるきっかけにしてもらおうと全校生徒を対象に開かれました。講師に招かれたのは十日町高校を平成5年に卒業し、現在は国内外で人材派遣などを手掛ける株式会社リクルートの代表取締役社長を務める北村吉弘さんです。

北村さんは高校時代、様々なアルバイトを経験し、多くの人からいろいろな話を聞くなかで、親が希望した道ではなく、やりたいことは自分でみつけようと自らの意思で進路を決めました。

北村さんは、この決断力がいまに生かされていると話します。そして、高校時代は自分で決断する力を磨く訓練期間。常に好奇心や柔軟性、冒険心をもって目の前のことを一生懸命やることが結果的に経験の積み重ねになり、できることの幅が広がると話しました。

生徒
「自分の進路について迷っているところがいっぱいあるが、どうやって選んで行こうか、指針ではないがそういうことが見えた感じがした」
「心に残ったのは、自分で決めること。まだ迷っている、自分のやりたいことを一番重要視して、自分で納得のいく決断ができるようにしたい」

北村さん
「新しい扉を一つでも二つでも開けることができた時に、さらにこの町・地域のポテンシャルの可能性が最大化していく、一つでも多くのチャレンジ、冒険をしてほしい」