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サッカークロアチアリーグ 日本人4選手と子どもたちが交流

2023年07月18日 18:09更新

十日町市と交流を続けているクロアチアとの親交を育もうと、子どもを対象にしたサッカー教室が当間高原クロアチアピッチで15日と16日と開かれ、子どもたちがクロアチアリーグで活躍する4人の日本人選手とミニゲームを楽しみました。

この催しは、2002年の日韓ワールドカップのキャンプ地として代表チームを迎えて以来、交流を続けているクロアチアとの親交を深めようとクロアチアホームタウンクラブが開いたもので、今回が2回目となります。

招かれたのは、クロアチアのサッカーリーグで活躍する甲斐友基 選手、大西隼輔 選手、飯田敦史 選手、寺脇鮎李 選手の4人の日本人選手です。

この日は、地元十日町市と津南町から2チームのほか、埼玉県和光市や上越市、魚沼市から8チーム、総勢150人ほどの子どもたちが参加しました。子どもたちは4人の選手とミニゲームを楽しむなかで、プロの技を肌身で感じていました。

参加した6年生
「パスに見せかけてドリブルしてきたり、思いがけないところを狙ってきてすごいと思った。今までの試合とは違う試合展開だった」
「プロなので、ハンデがあっても強かった。もう一回リベンジして勝ちたい。選手たちは、浮いたパスなどいろいろなパスを使っていたので、自分たちの試合でも生かしていきたい」
「クロアチアには個人技がうまかったり、空中戦が強かったり、いろいろな武器を持っている人がいて、プロになるならスペインかドイツかなと思っていたが、選手の動きを見て、将来クロアチアに行きたいと思った」

大西隼輔 選手
「子どもたちはすごく上手くて、ボールと自分だけじゃなく、敵と味方まで見てちゃんとグループでサッカーしているなという印象を受けた。僕たちプロが来ているので、手加減して『今日勝った、楽しかった』ではなく、プロはこんなに強いんだぞ!上手いんだぞ!というのを肌で感じてほしい」

飯田淳史 選手
「日本とクロアチアでは、勝負熱がクロアチアの方が強いと感じる。クロアチアの選手はラインやファールをしっかり主張して、自分のボールにしたり、勝つための小さな努力をしている。日本の選手は、先輩などに対するリスペクトの部分が大きい。子ども達にはサッカーを楽しむこと、ボールを持って自分で判断すること、点とること、守備で相手に勝つことだったりを、もっと楽しんでやってもらいたい」

甲斐友基 選手
「子どもたちが素直で活気があるので、僕たちもパワーをもらっている。今後もこの活動をぜひ続けたい。サッカーを楽しむこと、チャレンジすることを常に意識してほしい。やらされているサッカーではなく、自分から楽しんで、きょうもあすもサッカーをやりたいという気持ちがサッカーを続けていく秘訣。夢とか目標を常に持って、自分が未来を階段のように、現実的な目標から立てていって、少しずつ夢に向かっていいってほしいなと思う、頑張ってください」

寺脇鮎李 選手
「日本はチーム戦術でボールを奪ったり運んだりするが、海外では個人のスピードや、個人のできることにフォーカスして戦っている。子どもたちにはサッカーを通して楽しむことが一番。この先もサッカーを続けていってほしい。最終的には、海外やプロを目指す子どもたちが増えてほしい」

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