2023年07月28日 18:07更新
大地の芸術祭の作品で、地元女衆によるパフォーマンス型のレストラン「上郷クローブ座レストラン」が、今年も津南町の旧上郷中学校の校舎に今月29日(土)オープンします。本番を前に28日(金)は地元の人を招いてリハーサルが行われました。「上郷クローブ座レストラン」は、津南町産の食材を使った料理を地元の女衆が元気に明るく芝居風に振る舞うパフォーマンス型レストランで、作家のEAT&ART TAROさんがプロデュースする、大地の芸術祭の作品のひとつになっています。
レストランでは、地元上郷地区の20代から70代の女性、女衆(おんなしょ)が割ぽう着姿で接客にあたり、地元で採れた米や野菜、妻有ポークなどを使った手作り料理を提供します。
今年の料理はコースメニューで、オクラのマリネやトウモロコシのスープ、津南ローストポークに魚沼産コシヒカリのおにぎり、デザートには雪下にんじんゼリーなどが付きます。
リハーサルでは、招かれた地元の人たちが、女衆が作った料理の味を確かめました。
女衆は料理を作って提供するだけでなく、食材の説明をしたり、パフォーマンスとして、雪国の暮らしを描いた小説「北越雪譜」を題材にした寸劇で津南地区の昔の様子を紹介するなど、訪れた人を楽しませます。
招かれた人
「とてもおいしくいただきました、丁寧に料理されて素材の味もしっかりしていた。(パフォーマンスを見て)あったかい気持ちになった」
女衆 大関和子さん
「(1年ぶりで)覚えていないところもあり、まだ慣れていない。みんな体に気を付けて元気に明るくやりたい」
上郷クローブ座レストランは事前予約制で、7月29日(土)から8月27日(日)までの土日、祝日のみの営業です。時間は正午から12時45分まで。大人2500円(税込)、子ども1250円(税込)のほか、入館料が必要になります。
上郷クローブ座レストラン
<問い合せ>
平日 ℡025-761-7767
休日 ℡025-755-5363
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