2023年10月13日 17:00更新
10月11日(水)から始まった全国地域安全運動に合わせて防犯パトロールの出発式が十日町市内で開かれ、地域の防犯団体が市内のスーパーなどで特殊詐欺被害の防止を呼びかけました。
全国地域安全運動は安心して暮らせる地域づくりを目的に10月11日(水)から20日(金)まで行われています。パトロール出発式には、警察や市内各地の防犯団体のメンバーなど50人ほどが集まりました。
十日町警察署 山岸信行 署長
「安全で安心な十日町市を実現するためには、1人でも多くの人に、安全な町はみんなで作ろうという高い意識が必要。皆さんの呼びかけの一つ一つが大きな防犯の輪となって広がり、安心な町へとつながっていくと思う」
運動の重点項目のひとつには特殊詐欺の被害防止が掲げられています。式のあと、参加者は地元のスーパー5か所でティッシュやトイレットペーパーを配り、特殊詐欺への注意を呼びかけました。
このうちシルクモールでは、女子サッカーチームのFC越後妻有のメンバーも参加しました。
FC越後妻有
「私たちのモットーである、『おじいちゃんとおばあちゃんの笑顔を作り出す』というものにぴったりな活動だなと思いながら取り組んでいた。ふだん私たちが活動できているのも、十日町市が安全なおかげだと思っている。皆さんそれぞれが、詐欺にあったりしないように気をつけてほしい」
十日町警察署によりますと、オレオレ詐欺や還付金詐欺などの特殊詐欺の被害は、管内で今年8月までに5件発生していて被害額は96万円にのぼります。
防災安全課 小林充課長
「市内でも非常に大きな被害金額になっている。被害者は本当に悲しくつらい思いをしている。他人事ではなく自分事として特殊詐欺の電話などに引っかからないように注意してもらいたい」
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