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鐙島小3・4年生 地域の隠れた名所PRに向け知恵だし探検!

2023年11月02日 19:30更新

地域の隠れた名所を広くPRするためにアイデアを出し合おうと、十日町市立鐙島小学校の3・4年生が1日(水)、地元で「松の木林」と呼ばれる見晴らしの良い高台を探検しました。

鐙島小学校の3・4年生12人は「地域の魅力発掘知恵だし会議」と題して、吉田地区にある隠れた名所を見学し、今後の活用方法を地域の人たちに提案する取り組みをしています。児童はすでに市の指定文化財になっている中手の黒滝、名ケ山の鶴沼池のほか、名水の湧き出る中手の松芋清水や星と森の詩美術館、浅河原調整池を巡っていて、この日は6か所目の北鐙坂にある、地元で「松の木林」と呼ばれる高台を探検しました。

ここは浅河原調整池の上にあり、信濃川と河岸段丘や十日町市街地、さらには越後駒ケ岳、八海山、中ノ岳の越後三山も見渡せる抜群の眺望です。

吉田地区地域支援員 山口洋樹さん「昔は地域の人が大切にしていた景観の良い所だったので、東屋を建ててBBQをしたり賑やかな場所だった。人が減った中で管理がままならない部分があり、安全柵もあったが今はない状況。改めて再発見・再発掘・再利用できる、子どもたちに楽しんでもらえる場所にしたい思いがある」

児童たちは山口さんや地元に詳しい太田玄さんから、この場所の歴史や特徴を聞きながら、タブレットを使って写真を撮ったり、「ライトアップをして、ここの歴史を発表する」「草を全部刈って危険なところに柵を付けて、花を植えてお花畑にする」「草むらの中にさらに高い展望台を建てる」など、有効利用するためのアイデアを考えたりしていました。

4年生「初めて訪れてみて、ほかの地域を上から見れてすごい場所と思った」
4年生「景色は良いが、もっときれいにするためにアイデアを出して、楽しく来られる場所にしたい」
3年生「ここを人気にして、世界一きれいな世界遺産みたいなすごい所ですと新聞などに出して、いっぱい人が訪れるようにしたい」

吉田地区地域支援員 山口洋樹さん「子どもたちがこれだけ考えているから、地元がもっと動こうという狙いもある。大人たちの心が動くものになればいいと思う」

児童は来年3月、調べてきた場所を活性化するアイデアをまとめて発表するということです。

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