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十日町看護専門学校1年生「ふれあい実習」の成果発表

2023年12月05日 14:40更新

地域で活躍する看護師を目指して、十日町の文化や伝統産業、農業などについて学校の外で学びを深めてきた県立十日町看護専門学校の1年生が1日(金)、実習でお世話になった地域の人を招いて学習成果を発表しました。

実習の成果を発表したのは県立十日町看護専門学校の1年生28人です。学校では地域で活躍できる看護師を育てようと、学校の外で、地元の魅力や農村の暮らしを体験する「地域の人々とのふれあい実習」を取り入れています。

1年生はこの春から十日町博物館で縄文文化や織物の歴史を学んだり、農と縄文の体験実習館「なじょもん」で笹団子づくりを体験したほか、山間地では農家の家に泊まって1泊2日の農業体験をしてきました。

この日は体験先として協力してもらった農家など10人を学校へ招き、実習で学んだことをグループごとに発表しました。

1年生
「農村体験で普段では体験できないことを学ばさせてもらい貴重な経験になった。山間地の医療が届かない所へ、私たち看護師はどう向き合っていけば良いか、考えさせられた学びになった」

農家
「体験を上手に発表してもらった。私が入院した時、卒業した看護師さんに会った。卒業後はこんなに立派になるんだと感動したことがある。温かい看護師さんになってほしい」

山際和子副校長
「地域で活躍できる看護師なってもらうことが本校の教育理念。この体験を通じて、その第一歩を踏み出せたと思う。今後もこの学びを続けていきたい」

十日町看護専門学校によりますと、来年の春に就職予定の3年生36人のうちおよそ9割、32人が県内の病院に就職する予定です。うち3割ほどが十日町市内の病院に勤務するということです。

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