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火の用心!春の火災予防運動で小学生1日消防署長が呼びかけ

2024年04月04日 17:36更新

4月1日(月)から始まった「春の火災予防運動」にあわせて、十日町消防の1日消防署長に、小学5年生の塩川優羽さんが任命され、市街地やショッピングモールで火の用心を呼びかけました。

1日消防署長に任命されたのは、市内に住む十日町小学校5年生の塩川優羽さんです。1日消防署長の募集は家族が十日町地域の消防団に入っている小学生を対象に行われ、抽選で塩川さんが選ばれました。十日町地域で、小学生が任命されるのは初めてです。

塩川優羽さん
「私の祖父と父は消防団として地域の消防活動をしている。消防の仕事には少し興味があった。なかなか関われなかったが、1日消防署長の話を聞いて応募した。きょうは、消防隊員の仕事がそばで見られるので楽しみ」

31日(日)、塩川さんは市民に防火の意識を高めてもらおうとショッピングモールの入り口で、消防職員と一緒に約300個のポケットティッシュを配ったほか、消防車に乗り、スピーカーを使って市民へ火の用心を呼びかけました。また、消防本部では仕事体験としてはしご車に乗り、地上15mまであがりました。

塩川優羽さん
「大変だった。はしご車であんなに高いところまであがって怖くないのかと思った。消防隊員の皆さんは、急に火事が起きても行かないといけないし、夜の場合もあるから大変だと思った。火をつける時はおうちの人と一緒にやって、どこかに行く時は火を消してほしい」

消防本部によりますと、十日町地域では今年すでに5件の火災が発生し、2人が亡くなっています。

春の火災予防運動は7日(日)までです。消防では「今年は雪解けが早く、枯木などへ引火しやすいとして、野焼きは行わないように」と注意を呼びかけています。

十日町地域消防本部 予防課 山崎哲嗣 課長
「『まさか火事になるとは思わなかった』『今までと同じ事をしていたのに火事になってしまった』という嘆きの声が多数あがっている。ふだんの何気ない行動に危険が隠れている。防火というのは、大人だけでやるのではなく家族全員でやるもの。十分注意してもらいたい」

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