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来春の十日町市長選 不動産会社代表 樋口明弘氏が立候補を表明

2024年04月12日 15:29更新

任期満了に伴い、来年4月に予定されている十日町市長選挙に不動産会社代表の樋口明弘さんが立候補を表明し、サンクロス十日町で11日(木)に記者会見を開きました。自身3度目の市長選に挑みます。

樋口明弘さん
「私は自分でできることは120%やろうと頑張ってきたが、あまりにも十日町の現状がひどいので何とかしようと。水利権の更新があと1年で時間が無い。だからいたたまれなくなり、今回立候補させてもらう。本当にこの町を良くしたいと思う人がいればしないが、そういう人がいないから私が出る」

樋口明弘さんは十日町市宮下町出身の76歳。川治にある千歳不動産の代表を務めています。十日町市長選挙には過去2013年と2017年の2回、無所属で立候補し、いずれも現職の関口芳史さんと争って落選しています。樋口さんは現在「信濃川水系の水利権を考える会」の代表も務めています。

3度目の立候補を決めた一番の理由として来年6月に更新を迎えるJR東日本信濃川発電所の水利権をめぐり、現状のまま再更新せず、信濃川で発電した電気を地元に供給・還元することで新たな企業進出につなげ、人口減少対策や働く場所の創出につなげることを公約に掲げています。

樋口明弘さん
「十日町は30億円の金ではなく、働く場所がほしい。今回10年経って水利権の更新がある。現状のまま水利権を更新して、今の市長がそのまま辞めたら十日町は打つ手がない。東京に電気を送るのはダメというわけでなく、一部を十日町に置いていってほしい。我々が電気をもらった中で、進出してきた企業には電気が無料と言えば、超一流の会社から頭を下げて工場を作りたいと、そういう話が来る」

また大地の芸術祭については、これまでの実施費用が市民に見えにくいことや、市民生活の潤いにつながっていないとして開催をやめることを主張しています。あわせて県立十日町病院の医師確保に向けて、関係機関に働き掛けをするほか、地元建設業の仕事づくりとして信濃川の堤防の嵩上げや、過去に計画が中止された清津川ダム建設の計画復活を促したいとしています。

なお来年4月の十日町市長選へ立候補を表明しているのは現在樋口さん1人で、4期目を務める関口市長は次の選挙に立候補するかどうか、まだ明らかにしていません。

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