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雨でも何のその!「越後まつだい春の陣」2年目は総勢460人が力走!

2024年06月03日 18:20更新

十日町市松代地区の古道をコースにした「越後まつだい春の陣トレイルレース」が2日(日)に開かれ、全国各地から集まった総勢460人が雨の中、新緑の里山を駆け抜けました。

「越後まつだい春の陣」は地域活性化につなげようと松代地区に残る古道を整備してコースにしたトレイルレースで、去年初めて開かれ、今年が2回目です。大会には約2㎞を走るジュニアファミリーレースと約25㎞を走るメインレースの2種目があり、全国各地をはじめ、海外からの参加者など去年より180人ほど多い460人が出場しました。

そのうち、メインレースに出場したのは最年少18歳から最高齢87歳までの男女333人で、まつだい農舞台をスタートし、松代地区の10の集落を駆け巡りました。コースの高低差は約600mですが、実際に登る高さの合計を示す累積標高は1300mに達します。

またこの日はスタート約2時間後から激しい雨も降り、足元が泥まみれになる状況と厳しいアップダウンの山道がランナーを苦しめました。

そんなランナーたちを癒してくれるのが、途中3か所に設けられたエイドステーションです。スタートから約7㎞地点の蓬平のエイドでは地元ボランティアが手作りのおにぎりや郷土料理のあんぼ、地元で採れた山菜などを振る舞い、ランナーたちを笑顔にしていました。

メインレースの男子トップは魚沼市から参加の石田寛雄さんで、タイムは2時間2分59秒。2年連続で1位となりました。

男子1位・石田寛雄さん
「きつかったが終わってみると楽しかった。ブナ林にモヤがかかってきて幻想的になり、後半は気持ちが良かった。こんなところにも道があるのかとワクワクするコースだった」

女子のトップは東京都から参加のフィエルド花さんでした。タイムは2時間46分29秒でした。

女子1位・フィエルド花さん
「終わってほっとしている。雨で涼しくて走りやすかった。ドロドロの方が得意。沿道の応援が絶えなくて気持ち良いし、アートもいろいろな所にあって終始楽しんで走れた。タイミングがあえばまた出たい」

参加者 坂井冠太さん(地元蓬平出身)
「楽しかった。知り合いにいっぱい応援してもらい、元気が出て頑張れた。松代を元気付けたい」

実行委員会 新坂志保里さん
「雨の中、ボランティアも中学生も一致団結して、こんな天気だったが良い大会になった。一緒に頑張れて感無量。松代の地域の人たちはおもてなしの力が強く、暮らしの中でも日々感じている。来年は晴れてほしい、来年も頑張りたい」

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