2024年07月01日 11:30更新
1年の折り返しの時期に、茅の輪をくぐって無病息災を願う「夏越しの祓い」が30日(日)に十日町総鎮守諏訪神社で執り行われ、参列した30人あまりが夏以降の健やかな生活を願いました。
夏越しの祓いは1年の折り返しとなるこの時期に、これまでの半年の生活で出たけがれを清めて夏以降の無病息災を願う神事です。この日は雨が降りしきる中、地域住民や氏子など30人あまりが参列し、まず人形の形をした紙で体をなでてけがれを移したあと、宮司からお祓いを受けました。このあと、宮司を先頭に社務所前に用意された直径約2.5mの茅の輪を参加者が列になって3回くぐりました。
地元から
「神事は初めてだが茅の輪は毎年くぐっている。また明日からの下半期を家族共々、心身が健康で無事、生活と仕事を送りたいと神事に参加した」
「健康でありたいと願った。それが1番。農家の人にとっては恵みの雨なので、きょうの雨も神様の恵みだと思っている」
佐伯也寸子 宮司
「天気は私たちの思い通りにはならないが、少しでもいい形になるようにお祭りをやっている。諏訪神社でも8月におおまつりがあり、準備を整えていくが、祭りを通して地域の皆さんの平安を祈念しながら、この地域が穏やかに過ごせるように願ってこれから過ごしたい」
諏訪神社の茅の輪は6日まで社務所前に設置されています。次回の諏訪神社の大祓いは12月の大晦日に執り行われます。
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