2024年09月18日 10:52更新
9月16日(月)の敬老の日に合わせて、十日町市内で今年度100歳を迎えるお年寄りの自宅を関口市長などが訪ね、長寿を祝いました。
十日町市で今年度100歳を迎える人は54人で、約9割が女性ということです。この日は100歳を迎える5人の自宅に関口市長と十日町地域振興局の加納行弘局長が訪れ、賞状と記念品を贈りました。
このうちの1人、中村健一さんは大正13年生まれで6月23日に100歳を迎えました。中村さんは川西地域の坪山集落で生まれ育ち、18歳の時に東京都内の工作機械メーカーに就職しました。戦時中は陸軍として兵役につき、終戦後31歳から現在の大光銀行に就職して24年間勤めました。定年退職後は旧川西町社会福祉協議会の事務局長を務めたほか、地域の民生委員や児童委員を務めるなど長年にわたり地元に力を尽くしました。現在は息子夫婦と3人暮らしで孫が6人、ひ孫が6人。新聞を欠かさず読むのが日課です。
100歳表彰 中村健一さん
「100歳を迎えてこの先を楽しみにしている。1日でも余計に頑張って生きたいと思っている。食事が1番大事だと思っている。これからどれだけ頑張っていけるか、希望を持って頑張っていきたい。孫やひ孫が来た時、元気に部屋を走り回っている姿を見ると、これからも孫やひ孫が1日1日元気で育っていくので、元気で共に過ごしていきたい」
息子 中村 亨さん
「身内ではあるが尊敬できる父だし、日頃の摂生と前向きな気持ちで頑張れば100歳を迎えられるんだと思った。家族思いで頑張り屋で、家族を支え生活を支えてくれたので、本当に鏡だと思っている。ずっと父の背中を見て背中を追いながら育ってきたので、これからもずっと父が元気でいる限りお手本としてやっていきたい」
市によりますと、9月15日現在市内で100歳を超える人は男性12人、女性101人で合わせて113人ということです。
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