2024年10月21日 14:58更新
感謝を込めて笑顔あふれる企画にしました!
来年の3月で閉校が決まっている県立十日町高校松之山分校で最後の文化祭「松高祭」が19日(土)に開かれました。
松之山分校は昭和23年に開校し、今年で76年の歴史がありますが、生徒数の減少により来年の3月に閉校します。今回が最後の文化祭です。地域の人や卒業生にも楽しんでもらえるよう在校生の3年生19人は謎解きやカードゲーム、走るプラレールの上に乗せた的を狙う射的など、自分たちで企画した7つのブースを出展し、訪れた人たちをもてなしました。
3年生
「松之山分校ならではの伝統が詰まっているので、昔のメンバーが来たりしてすごく楽しい」
「悲しい気持ちはあるが、今回の文化祭で最後の最後までいい思い出ができたらと思っている」
松之山分校 生徒会長 小野塚 元さん
「大人も子どもも楽しめるような行事にしたいと思い、幅広い年齢層の人に対応したイベント作りを心がけた。最後の学年ということですごく少ない人数だが、協力してくれる人がいるおかげで、より一層盛り上がりが増えてとても嬉しく思う」
また会場には、2019年度の卒業生と在校生で一緒に製作したペットボトルアートや、過去10年分の歴代の体育祭Tシャツが記念に展示され、松高祭に訪れた約170人がそれぞれ思い出話に花を咲かせていました。
保護者
「少人数でこれだけ企画してもらったということは大変ありがたい。最後の卒業生になるわけだが松之山分校の思い出を忘れないでほしい。昔から『松之山魂』って言っているが、皆さん気持ちを一つにして頑張ったことは忘れずに、新しい道を歩んでいってもらいたい」
「昔は学年ごとに出し物があって劇っぽいことをしたような記憶があるが、かれこれ30年も昔の話。いい思い出になって、将来また同級会とかで集まって話してもらえばいいと思う」
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