2024年10月22日 14:12更新
学び舎は学校だけじゃない!
県立十日町看護専門学校の1年生38人が妻有地域の農家の暮らしを学ぼうと17日(木)から1泊2日の農村生活を体験しました。
十日町看護専門学校では地域で活躍できる看護師を育てようと、学生が農村に出向き、そこで暮らす人と交流を育む「ふれあい実習」を毎年行っています。今回は5期生となる1年生38人がグループごとに分かれて、11か所の受け入れ先に1泊2日のホームステイをしました。
このうち3つのグループ10人は六箇地区田麦集落の畑でミニトマトやサツマイモの収穫を体験しながら、農家の生活背景を理解しようと栽培の苦労や工夫などを尋ねて交流を深めていました。
5期生 島木 彩華さん
「農業する上で、人と関わるコミュニケーション力とか、人と人との繋がりなどもいろいろ知れるので看護にも生かせると思った」
5期生 大川 愛子さん
「ふだんなかなか高齢者と話す機会や接する機会がないので、すごく勉強になる。どんなことを考えて話して生活をしているということが肌に感じてわかるので、すごくいい経験をさせてもらった。今回体験させてもらったことを患者さんに寄り添った看護に生かしていきたい」
ホームステイ受け入れ先 福﨑 一久 さん
「学生が十日町看護専門学校を選んでくれたそのこと自体が素晴らしいことだと思うし、私たちが元気なうちにここで生活している人たちの思いを知ってもらいたい。将来的に十日町に帰りたいというような思いを持ってくれて、ここに看護師がどんどん増えてくれれば、それが一番いいことではないかと思う」
1年生は12月3日にお世話になった受け入れ先の住民を学校に招いて、学習の成果発表会を行う予定です。
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