2024年11月22日 18:34更新
地元の歴史にちなんだアクセサリーが完成!
縄文時代中期・後期の集落遺跡「野首遺跡」について学んでいる地元の十日町市立下条小学校の6年生が22日(金)、当時の生活を体験しようと勾玉づくりに挑戦しました。
勾玉づくりを体験したのは下条小学校の6年生22人です。この催しは地元の有志でつくる団体「野首情報発信プロジェクト」が児童に遺跡の存在や当時の歴史ついて理解を深めてもらおうと企画しました。野首遺跡は下条地区で発見された縄文時代中期から後期にかけての集落遺跡です。
勾玉づくりは当時の生活を体験しようと行われ、6年生はまず鉛筆を使って石に切り出したい形をデザインしました。
これは高蝋石と呼ばれる柔らかく加工しやすい石で、6年生はプロジェクトのメンバーに手ほどきを受けながら糸ノコで大まかな形を切り出すと、2種類の紙やすりを使って形を整えました。
6年生
「いろいろなことを学べたし、勾玉づくりは大変だったけど楽しかった。昔の人はこんなに大変な思いで作っているとわかった」
「耳かざりのような形をイメージしてデザインした。野首遺跡もこれからも土器などが発見されて、有名になると良い」
野首情報発信プロジェクト 中川久男さん
「地元の宝として紹介し、興味をもってもらおうと思った。昔の人の想像力や技術は我々の想像を超えるようなものがあった。昔の人はすごい技術をもっていた人がいたことをわかってもらう体験活動をやっている」
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