2025年05月08日 10:25更新
縁結びのパワースポットに来らっしゃい!
川西地域の千手神社の境内に寄り添うように立つ樹齢約300年の2本の杉があります。これを地域の新たな名所にしようと神社の奉賛会が「夫婦杉」と名付け、春祭りにあわせて、2日(金)にセレモニーを行いました。
千手神社の境内にある2本の杉の木は高さは33m、樹齢は約300年になると言われています。互いに寄り添うように立っていることから、神社の奉賛会では15年ほど前から縁結びや良縁、夫婦円満や子宝に恵まれるとする「夫婦杉」と呼んで崇めていました。
奉賛会では2本の杉を地元の名所として認識してもらい、多くの人から千手神社に足を運んでもらおうと、春祭りにあわせて「夫婦杉」命名を伝えるセレモニーを開きました。式には奉賛会のメンバーなど50人ほどが集まり、白井敏夫会長が夫婦杉を清めたあと、孫の白井珠恵さんが代表して木の太い幹に触れ、祈りをささげました。
参拝代表者 白井珠恵さん
「触れてみて不思議とパワーを感じた。4月で27歳を迎えたが、杉の木が『夫婦円満や縁を結ぶ木』ということで、結婚ではなくても、周りのすてきな縁に恵まれるように思いをこめた」
神奈川県から訪れた夫婦
「祖父が祭りに携わっていて、リニューアルオープンがあると聞いてきた。私たちも結婚したので見たいと思っていて、大きい木が2本並んで夫婦みたいですごいと思った。立派な木なので何かパワーをもらえるといい
。去年結婚したので末永く夫婦杉のようになれるといい」
セレモニーにあわせて奉賛会では、夫婦杉を参拝しやすいよう木の根本近くに玉石や踏み石を敷き、案内看板を置くなど整備も進めてきました。また神社の拝殿では旧川西町出身の書芸家 平野壯弦さんが揮毫した掛け軸や地元の小学生による巫女の舞が奉納されました。
地元の人
「あいにくの天候だったが、お客さんがたくさん来てくれて地元としてはうれしい。自宅が近くなので、夫婦杉をきれいにしてもらってうれしい。子どもたちが集まる場所になるとうれしい」
千手神社奉賛会 白井敏夫会長
「今回は試験的に夫婦杉のセレモニーを行ったが、これからは夫婦杉だけの特別な日として盛り上げていきたい。(夫婦杉の御利益にあやかって)人口減少を止めて増加に結びつけて、地域を活性化させたい」
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