2025年07月25日 18:28更新
十日町市内の畑から栽培中のトウモロコシ約900本が盗まれる被害が発生し、警察が捜査を進めています。
十日町警察署によりますと、被害があったのは今月15日(火)午後6時頃から21日(月)午前5時頃までの間とみています。十日町市内に住む70代男性が自身の畑で育てていたトウモロコシ(ゴールドラッシュ)約900本が盗まれていることに気付き、25日(金)に警察に被害を届け出ました。被害額は時価にして約13万5000円とみられています。
被害のあった畑
なお被害があった男性は、十日町市仁田で「わくわくファーム」を運営する川西野菜苗組合 小嶋農耕の代表で、元十日町市議の小嶋武夫さんでした。小嶋さんはJCVの取材に応じ、トウモロコシは21日に出荷予定で収穫を控えていたところ、当日の朝に畑に行ってみるとトウモロコシの実の部分が無くなっていたことに気づいたということです。動物などではなく、明らかに人間が取った痕跡があったことから、周囲と相談して警察に届け出たということです。
小嶋武夫さん
「ファーム全体の栽培数からすれば、今回盗まれた数にそこまで大きなショックは無いが、ほかの農家のためにも今回被害届を出した。人がせっかく作ったものを盗む人の気が知れない」
警察では農作物の盗難被害を防ぐため、生産農家にセンサーライトや防犯カメラ、ネットなどの防犯設備を設置すること。また、ほ場の周辺で見慣れない人や車を目撃した際は、警察に通報することを呼びかけています。
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