2026年06月01日 17:15更新
棚田の水面に映る満月を楽しむ「田毎の月」が十日町市飛渡地区三ツ山集落で30日(土)と31日(日)に開かれ、幻想的な光景を拝もうと2日間の開催で約200人が集まりました。
田毎の月は水を張った棚田の水面に映り込む満月の風景を指し、その観賞会は5月や6月の田植え前後の期間にしか見られない貴重なイベントとなっています。
三ツ山集落では明治20年ごろから始まり、現在は「田毎の月を守る会」がボランティアと共に、山道の整備などイベントの運営を担っています。初日はふもとから15分ほどかかる展望台に県内外から約120人が集まりました。
午後6時半ごろ、薄雲が広がる空に月が浮かび始めました。今回の満月は「ブルームーン」と呼ばれる、ひと月のうち2回見られる満月の2度目に当たり、2・3年に1度しか起きない珍しい現象でした。
薄雲に月明かりが遮られながらも、三ツ山集落の棚田にはかすかに月の光が映り込み、訪れた人たちは幻想的な光景を楽しんでいました。
参加者
「山の中に入って月を見るのは想像したこと無かったので初めて見た。結構急な山道だったので、家族みんなで頑張って登った。月が出始めて田んぼに反射したときにすごくキレイだと思った」
「自然のパワーというか、元気をもらった感じがする。月が昇ってくるときや、だんだん夜空になっていくときの変化が非常にキレイで、感動的な風景を見ることができた」
またこの日は月がのぼる前、オープニングとして中条笹山縄文太鼓の児童9人と、「和太鼓芸能集団鼓童」に8年間在籍し、この4月から飛渡地区の地域おこし協力隊になった渡邊健吾さんが力強い演奏を披露して、会場を盛り上げました。
田毎の月を守る会 大津敏一 代表
「田んぼが光始めると『来てよかったね』と声が聞こえてきてうれしく思った。観月会という形で皆さんに見て喜んでもらい、集落に興味を持ってくれる人が増えてくれたらうれしい」
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